チェルシー移籍のセスクにアーセナルファンが「裏切り行為」と激怒

セスク

セスク(左)はアーセナル時代、主将として活躍した [写真]= Michael Regan/Getty Images

 スペイン代表MFセスク・ファブレガスがバルセロナからチェルシーへ移籍することが正式発表され、セスクの古巣であるアーセナルのサポーターが激怒している。

 SNSやインターネット上で、次々とセスクのアーセナル時代のユニフォームを燃やす画像や動画が投稿されているのだ。シンプルにライターを使って火をつける者もいれば、なんと自宅の庭でバーベキューセットを使って燃やす強者まで現れている。

 セスクは2011年まで、8年間にわたってアーセナルで活躍し、キャプテンも務めていた。バルセロナ移籍後も「イングランドに戻るならアーセナル」と発言したことがあり、ファンに愛されていたがゆえに、今回の“裏切り行為”に対しては憎悪の輪が広がっている。故郷バルセロナへの移籍こそ容認したファンも、同じロンドンで、しかも優勝を争う宿敵チェルシーへの移籍は許せなかったようだ。

 イングランドでは過去に、同じスペイン代表のフェルナンド・トーレスがチェルシーに移籍した際にも、リヴァプールのファンが腹を立ててユニフォームを燃やしたことがあった。これでチェルシーはリヴァプールに続いてアーセナルのサポーターも敵に回してしまったわけだが、しばらく怒りの火種は消えそうにない。来シーズン、最初のビッグロンドン・ダービーは、大きな注目が集まる一戦になるだろう。

(記事/Footmedia)

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