アトレティコで大ブレイクのゴディン、最初の移籍金はわずか3700円

ゴディン

ゴディンはCL決勝で先制点を挙げるなど大活躍 [写真]=Getty Images

 現地24日に行われたレアル・マドリードとのチャンピオンズリーグ決勝で、先制ゴールを決めたアトレティコ・マドリードのウルグアイ代表DFディエゴ・ゴディン。今シーズンのリーガ・エスパニョーラでベストイレブンにも選出された同選手には、早くもマンチェスター・Cやバイエルンが獲得に乗り出していると言われ、その移籍金は2000万ユーロ(約27億7000万円)を下らないとされる。

 しかし今から11年前の2003年、当時17歳だったゴディンが母国のクラブであるデフェンソール・スポルティングからセーロ・デ・モンテビデオに移籍した際についた値は、わずか37ドル(約3700円)だったという。

 ウルグアイの俳優で熱狂的サッカーファンのラファエル・コテーロが、当時の移籍証明書を撮った写真を自身のツイッターにアップしてこれが明らかとなり、スペインとウルグアイのファンを大きく驚かせている。

 もっとも、ゴディンはこの移籍直後からブレイクを果たす。移籍1年目でウルグアイリーグ1部デビューを果たすと、2005年に代表デビュー。2006年には同国の強豪ナシオナルに加入し、その1年後には、スペインのビジャレアルへのステップアップを実現した。そして2010年に、晴れてアトレティコ・マドリードの一員となった。

 今やウルグアイ代表の守備の要として、夏のブラジル・ワールドカップに臨むメンバーにも選出されているゴディン。ここでもシーズン同様の活躍を見せれば、選手代理人の元に届くオファーの額はさらに跳ね上がっているに違いない。

(記事/Footmedia)

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