キプロスとの親善試合は1-0で日本が勝利した [写真]=Getty Images
27日に埼玉スタジアムで日本代表がキプロス代表と対戦した親善試合については、コロンビアで発行されている新聞各紙でもそれぞれに報じられた。
首都ボゴタの週刊紙『El Espectador』とメデジンの地方紙『El Colombiano』は、試合内容について「日本代表が主導権を握っていたが、キプロスの守備を崩すのに手こずっていた印象」と掲載。「攻撃はアイデアの明確さを欠いていた」と批評した。
カリの地方紙『El Pais』は内田の先制点を「相手に一旦阻まれたボールが再び自分の足元に転がる“幸運”によるもの」と評した。
コロンビアの全国紙『El Tiempo』は「コロンビアのライバルは大きなトラブルもなく手堅く勝った。強い印象は残らなかった」と総評。加えて「おそらく日本にとっての最大の収穫は、マンチェスター・ユナイテッドでベンチを温める機会の多かった香川真司が、調子を落としている様子もなく実力を発揮してくれたことだろう」といった論評を掲載している。
キプロス戦の総評は媒体によって微妙に異なっていたが、媒体各紙に共通しているのは日本代表のことを「コロンビアのライバル」と明記している点だ。コロンビアでは日本代表への注目が日に日に高まっている。
(記事/Cartao Amarelo)