試合ごとに評価を高め続けているMF清武弘嗣
ニュルンベルクに所属する日本代表MF清武弘嗣は、15日に行われたブンデスリーガ第3節のボルシアMG戦で1得点2アシストと大活躍、チームも3-2で勝利している。ドイツ紙『キッカー』とWEB『シュポータル』が清武の評価を伝えている。
キッカー紙は「火曜日はまだ日本の埼玉、水曜日からはニュルンベルク、そして土曜日はボルシアMG戦。清武はピッチの内外を問わず動き回っている。ニュルンベルクの172センチ、63キロの小柄な選手にとっては、日本代表招集による旅も、オリンピック参加による短い夏休みも、素晴らしいプレーを妨げるほどのものではないようだ。チームのベテラン、ハンノ・バリッチュは彼を“素晴らしく、素早い動きに相手選手は非常に苦戦する”と評している。今季ニュルンベルクが挙げた全5ゴールの全てに、このセレッソ大阪からの新加入選手が絡んでいる」と評論。
また、「今節では、最初の2ゴールをセットプレーからもたらし、今度はテンポよい個人技で自らゴールを決めた。小さな選手だが大きな能力を持っている」と伝えている。
シュポータルは採点1とし、「またしてもディーター・ヘッキング監督が抜きんでたプレーヤーをニュルンベルクに呼び寄せ、絶え間ない主力選手の退団にも関わらず自分のスタイルを貫いていることには感心するばかりだ。清武登場のおかげでイルカイ・ギュンドアンやメフメト・エキチの退団をいつまでも嘆かなくてすんだ」と掲載している。