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優勝候補メキシコが順当に首位通過、韓国も無敗で決勝Tへ/グループB

ジョバニ・ドス・サントスの活躍により、メキシコがグループBを首位通過した

 今回のオリンピックで最も厳しい組み合わせになったのは、グループBだろう。北中米カリブ海予選を首位通過し、優勝候補にも挙げられているメキシコ、 2007年U-17ワールドカップで優勝を果たすなど、ユース年代の強化に定評のあるスイス、アフリカ予選首位通過のガボン、アジア予選を無敗で通過した 韓国がひしめき合ったが、“死のグループ”を勝ち抜いたのは、メキシコと韓国だった。

 大会直前の親善試合でスペイン、日本に連敗し、不調が囁かれていたメキシコだが、初戦の韓国戦を0-0で切り抜けると、第2戦のガボン戦ではエースの ジョバニ・ドス・サントスが2ゴールをマークし勝ち点3を奪取。第3戦のスイス戦でも勝利を手にし、終わってみれば無敗、失点ゼロと前評判通りの強さを見 せて、首位通過を決めた。

 元韓国代表のレジェンドであるホン・ミョンボ監督が率いる韓国も、確実に勝ち点を積み上げ、グループ2位での決勝トーナメント進出を決めた。初戦のメキ シコ戦に引き分けて迎えた第2戦のスイス戦では、パク・チュヨン、キム・ボギョンといった攻撃のキーマンがゴールをマークして2-1で勝利し、第3戦のガ ボン戦は手堅く勝ち点1を奪取。強豪相手に粘り強い戦いを展開し、無敗でグループリーグを切り抜けた。

 期待を大きく裏切ったのはスイス。この世代のエースであるジェルダン・シャチリら主力メンバーを招集できず、未勝利で大会を去ることになった。ガボンはメキシコに敗れたものの、韓国、スイスにはドロー。意地を見せた格好となったが、あと1点が遠かった。

 メキシコは準々決勝でグループA2位通過のセネガルと対戦。勝ち上がれば準決勝で日本と対戦する可能性がある。韓国はグループA首位通過の開催国イギリ スと対戦。パク・チュヨンやキ・ソンヨン、ク・ジャチョルらヨーロッパで活躍するメンバーに加え、今大会後にイングランドへと渡るキム・ボギョンやJリー グ組が融合したチームは、韓国国内で「史上最強」の呼び声が高く、メダルへの期待が膨らんでいる。それだけに、地元の声援を一身に受ける開催国との対戦 は、メダル獲得へ向けての大きな山場となるだろう。絶対的アウェーの環境の中、韓国がどのような戦いを見せるのか注目だ。

[写真]=Getty Images

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