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隣国対決を制するのはポルトガルか、スペインか/ユーロ2012

 残すところ3試合となったユーロ2012は、27日に準決勝第1試合が開催される。初の栄冠を狙うポルトガルと、連覇を目論むスペインという隣国対決となったこの試合は、スペインが普段通りポゼッションを高め、ポルトガルがカウンターからの反撃を試みる展開となるだろう。

 スペインはスペインのサッカーをする。準決勝のキックオフを前にして、これは殆ど決定事項といってよいだろう。フェルナンド・トーレスのワントップにするか、あるいはセスク・ファブレガスのゼロトップにするかによって、多少アタックの最終局面にニュアンスの違いは生じるが、ビセンテ・デル・ボスケ監督が、「我々はただ我々らしくあるのみだ」と語る通り、いつものメンバーがいつも通り中盤を支配する試合展開、それはいくら相手が中盤にタレントを揃えたポルトガルであったとしても想像に難くない。問題はどこを主体に攻撃し、如何に相手のストロングポイントを消す事ができるかだ。

 ポルトガルのストロングポイントとは、即ちクリスティアーノ・ロナウドである。ここ2試合、ポルトガルの得点源は100パーセント彼に依存している。劣勢必至のこの試合も、背番号7がポルトガルの生命線になることは間違いない。再度デル・ボスケ監督のコメントを引用するが、「彼の効力を削ぐようトライし なければならない」との言葉を額面通り受け取ると、スペインはできるだけこのロナウドという脅威を試合から消し去るべく、ピッチの反対側、つまりはスペインから見てアンドレス・イニエスタとジョルディ・アルバのいる左サイドを主体に攻撃を組み立てることになる。しかし、この手の内は既にフランス戦で明かされている。

「我々には大きな目標があり、それを叶えるだけの勇気を持ち合わせている」と語るパウロ・ベント監督が、この明かされた相手のカードに対し、どのような方策を立てるのか。注目のキックオフは、もう間もなくである。

[写真]=千葉格(左)Getty Images(右)

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