2012.06.17

“神の子”が遂に復活…トーレス「代表に選ばれる栄誉を再び感じている」/ユーロ2012

 スペイン代表FWフェルナンド・トーレスは2011-12シーズン、ずっと調子が上がりきっていなかったことを認めた。アイルランド戦で復活を印象付ける2ゴールを奪ったエル・ニーニョ(トーレスの愛称、神の子の意)は、代表を背負う喜びを身にしみて感じているという。『スカイスポーツ』が報じた。
 
 ユーロ2012のグループリーグ初戦、イタリアとの試合で途中出場したトーレスは決定機を生かせず批判の的となった。しかし、次のアイルランド戦ではビセンテ・デル・ボスケ監督からスターティングメンバーに抜擢され、2ゴールを挙げる活躍を披露。4-0という大勝に大きく貢献している。
 
 チェルシーでもがき続けた28歳のストライカーに、ようやくトンネルの出口が見え始めたようだ。トーレスは、不調により今年2月に行われたベネズエラとの親善試合に招集されなかったことを振り返り、苦しいシーズンを過ごしていたことを明かした。
 
「デル・ボスケから、ベネズエラ戦のメンバーから外すと電話で伝えられた。僕は十分理解したよ。サッカーへの愛情をいくらか失ってしまっていたからね」
 
 それでも、トーレスはシーズン終盤にクラブで復調の兆しを見せ、ユーロの代表メンバーに選出。当初トーレスの代表入りは議論を呼んだが、アイルランド戦で2ゴールを挙げ、その実力を証明してみせた。トーレスは、代表に選ばれる重みを改めて感じているという。
 
「それまで、スペイン代表に選ばれることは、当たり前になっていた。今こうして代表に名を連ねることができて、その栄誉を再び感じている」
 
「アイルランド戦では、僕自身のパフォーマンスにも満足しているし、実際ゴールを挙げることができて本当にうれしかった。ただ、一番喜ばしかったことはチームが勝ったことだね。早い時間に得点できたから、チームが上手く試合に入ることができた。満足のいく試合だったからこそ、代表への疑念を払しょくすることができたと思う」
 
「今僕たちは自信を手にしている。これまで通りの強さを感じているからね。良いプレーが出来ているよ。こういうプレーをし続けていく必要がある」
 
[写真]=ムツ カワモリ
 

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