ユーロ2012グループC第1節が10日に行われ、アイルランドとクロアチアが対戦した。
序盤から攻め込んだのは、クロアチア。開始早々の3分にはマリオ・マンジュキッチが、ダリヨ・スルナのクロスをヘディングでねじ込み先制点を手にした。
しかし、リードも束の間。19分にはアイルランドのエイデン・マクギーディーが蹴ったFKをショーン・セント・レジャーに頭で叩き込まれ、試合を振り出しに戻された。
追いつかれたクロアチアは、再び攻勢に転じて得点を狙うと、前半終了間際の43分にニキツァ・イェラビッチが勝ち越し点を奪取した。CKのこぼれ球をルカ・モドリッチがシュートし、相手DFに当たり再びペナルティーエリア内にこぼれたところで、シュートを沈めている。
クロアチアは勝ち越して前半を終えると、後半開始早々の48分にもマンジュキッチが再びヘディングで得点。リードを2点に広げた。
その後はアイルランドの反撃をしっかりと抑え切り、結局3-1で快勝。同グループのスペイン対イタリアが1-1の引き分けに終わったため、勝ち点3を手にしたクロアチアがグループ首位に立った。
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