2012.05.26

オランダ代表のファン・マルワイク監督「ロッベンはひどく落ち込んでいる」

 ユーロ2012では優勝候補の一角と見られているものの、スペイン代表と共に2強として挙げられているドイツ代表、豊富なタレントを揃えるポルトガル代表、ヨーロッパの実力者としての地位を確立しているデンマーク代表と同居する“死のグループ”を突破しなければならないオランダ代表。

 そのグループリーグ最大のライバルと目されているドイツ代表では、国の英雄であるフランツ・ベッケンバウアー氏を始めとする多くの関係者が、19日に行われたチャンピオンズリーグ決勝でPK戦の末にチェルシーに敗れたバイエルンの代表組の落ち込みを気にしている。一方のオランダ代表でも、同じくバイエルンに所属するMFアルイェン・ロッベンの精神状態が心配されている。とはいえ、ロッベンの状況はバイエルンのドイツ代表勢とは大きく異なる。

 オランダ代表とバイエルンは22日、2010年ワールドカップを経てロッベンが故障したことに対する補償としてKNVB (オランダ・フットボール連盟)がバイエルンに要求していたフレンドリーマッチをアリアンツ・アレーナ(バイエルンの本拠地)で開催し、ロッベンはオランダ代表の一員としてベンチ入りした。ところが、後半途中から交代出場で登場したロッベンは、多くの観客から罵声を浴びせられ、その一部からはボールを持つたびにブーイングを受けた。これは4月11日に行われたドルトムントとのブンデスリーガの優勝を左右する一戦に続き、チャンピオンズリーグ決勝の延長前半にもPKを失敗したロッベンに対する、今シーズン無冠に終わったバイエルンのサポーターの不満が噴出したものだが、異常な行為であることは言うまでもない。

 そして、これを受けたオランダ代表のベルト・ファン・マルワイク監督は、母国の通信社『ANP』からの取材に対し、バイエルンのサポーターを痛烈に非難すると同時に、ロッベンの心理状態に気を掛けた。

「あれはスキャンダラス意外の何ものでもない。我々は、彼らがロッベンのワールドカップ後の負傷に対して怒っていたからこそ試合をしに来たというのに、バイエルンのファンは無礼極まりない態度を取った。ロッベンは今、ひどく落ち込んでいる。だが、彼はこの苦悩を乗り越えて一段と精神的にたくましくなってくれると、私は確信している」

 ファン・マルワイク監督は一方、29日が提出期限となっているユーロの最終登録リストについて、既に構想が大方固まっていることを明らかにした。

「最終メンバーは、提出期限である29日を待たずして決めることになりそうだ。26日に行われるブルガリア代表とのテストマッチ後には、明確な形でアイデアが固まっていることだろう」

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