2012.05.22

ランパード、ライバルの独代表を「心の底からリスペクトしている」

 イングランド代表のMFランパードが、歴史的にライバル関係にあるドイツ代表への強い意識を明らかにした。

 1966年のワールドカップ(W杯)決勝で、いまだに疑惑のゴールとして語り草になっている決勝点によって、イングランド代表が4‐2で西ドイツ代表を下し地元優勝を果たして以来、両者の因縁は生まれた。だがそれ以降、4年後のW杯準々決勝ではドイツ代表にリベンジを果たされたイングランド代表は、地元開催での制覇を目指した1996年の欧州選手権(現ユーロ)準決勝でもPK戦の末に涙を呑むなど、ライバル対決で苦杯を舐め続けさせられている。

 この1996年の母国大会および1968年のイタリア大会の準決勝進出が、ユーロでの最高成績となるイングランド代表だが、ランパードは、悲願の初優勝を達成するためにはドイツ代表が持つ勝者のメンタリティが必要だと考えているという。
「僕はドイツ代表を心の底からリスペクトしている。なにせ子供の頃は、イングランド代表のファンとして、彼らのせいでフラストレーションを感じながら育ったものだからね。彼らが重要な状況でいかにタフであるかは、誰もが知るところだ。僕たちはドイツ人よりもドイツ人らしくなる必要がある」

 ランパードはまた、2006‐07シーズンから4年間に渡りチームメイトとして共に戦い、昨シーズンからは古巣レバークーゼンでプレーするMFバラックを勝負強いドイツ人の例として挙げると共に、世代交代に成功したドイツ代表が今大会の優勝候補であるとの見解を示した。

「バラックは、試合の立ち上がりではプレーが上手くいかなくても、強い自信と勝利への意欲により最終的に決定的な存在になれるという、いかにもドイツ人らしい選手だ。僕がこれまで対戦してきたドイツ代表は、誰もがこのような個の強さを持ち合わせていた。また、今のドイツ代表はテクニックにも優れており、その効果的な使い方を心得ている。それゆえ、彼らは今回のユーロでもこれまで同様に力強いプレーを見せるはずだ」
 
 とはいえランパードは、チェルシーの一員として臨んだ19日のUEFAチャンピオンズリーグ決勝では、ドイツ代表を多数抱えるバイエルン・ミュンヘンをPK戦の末に下し、大会初制覇を達成している。イングランド代表の一員として臨むユーロでも同様の勝負強さを見せ、ヨーロッパのフットボール界の2大タイトル獲得を成し遂げたいところだ。

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