2012.05.20

チェルシーがPK戦でバイエルンを下し悲願のCL初制覇

 チャンピオンズリーグ決勝が19日に行われ、5度目の欧州制覇を目指すバイエルンと初優勝の懸かったチェルシーが激突した。

 バイエルンは4-5-1の布陣。前線にはフランク・リベリーやアルイェン・ロッベン、マリオ・ゴメスといったいつものメンバーが顔をそろえ、宇佐美貴史は日本人選手として初めてチャンピオンズリーグ決勝の舞台でベンチ入りを果たした。一方、ジョン・テリーやブラニスラヴ・イヴァノヴィッチら主力選手を出場停止で欠くチェルシーは、左からアシュリー・コール、ギャリー・ケーヒル、ダヴィド・ルイス、ジョゼ・ボジングワが並び、中盤にはフランク・ランパード、前線にはディディエ・ドログバといったベテランを配置。フェルナンド・トーレスはベンチスタートとなった。

 本拠地での戦いとなったバイエルンは、サポーターの大声援を受けて序盤からボールを支配し、攻勢を仕掛ける。21分にはロッベンがドリブルでペナルティーエリアに侵入しシュートもチェフがブロックし、クロスバーを直撃。決定機を逃す。36分にはリベリー、コンテントで左サイドを崩し、コンテントがクロス。これをミュラーがダイレクトボレーで合わせるが、ゴール左に外れてしまった。

 ゴール前を固めカウンターを仕掛けるチェルシーは38分、左サイドからのクロスをドログバがヒールで落とし、ランパードが右サイドに展開。これを受けたカルーが右足でシュートを放つものの、ノイアーの好セーブに阻まれる。42分にはロッベンのくさびのパスにミュラーが潰れながらもつなぎ、ゴメスが左足でシュートを放つも、これは大きくゴールを外れていった。

 後半も攻めるバイエルン、守るチェルシーの構図は変わらない。立ち上がりの46分、リベリーがゴールネットを揺らすものの、これはオフサイドの判定。その後もチェルシーゴールを攻め立てるがチェルシーの堅い守備を崩すことができない。78分にはゴール前のこぼれ球にミュラーが反応しシュートを放つも左へと外れた。

 そして迎えた83分、右サイドからクロースがクロスを上げると、ファーサイドでフリーとなったミュラーがヘディングシュート。叩きつけたシュートはゴールネットを揺らし、ついにバイエルンが均衡を破る。

 1点を失ったチェルシーは、すぐさまフェルナンド・トーレスを投入。バイエルンはミュラーに代えてダニエル・ファン・ブイテンを投入し守備を固める。すると88分、フアン・マタのCKにドログバがニアサイドでヘディングシュート。これがノイアーの手を弾きながらゴールへと吸い込まれ、チェルシーが土壇場で追いつき、試合は1-1のまま延長戦へと突入する。

 延長前半立ち上がりの93分、バイエルンはリベリーがペナルティーエリア内でドログバに倒されPKを獲得。勝ち越しのチャンスを得るが、ロッベンのシュートはチェフがストップし、ゴールを許さない。延長後半の立ち上がりにもラームのクロスを途中出場のイビツァ・オリッチが折り返すが、ファン・ブイテンが詰め切れず、チャンスを逃す。結局120分でも決着がつかず、勝負はPK戦へと持ち越された。

 バイエルンのサポーターが陣取るゴールで行われたPKは、ノイアーがチェルシーの1本目を蹴ったマタのシュートをストップ。しかし、チェフもバイエルンの4本目を蹴ったオリッチのシュートを防ぎ、イーブンに戻す。そして迎えた5本目、バイエルンはシュヴァインシュタイガーのシュートがポストに当たり失敗。チェルシーはドログバが確実にゴールネットを揺らし、PK戦4-3で悲願のチャンピオンズリーグ初制覇を達成した。

[写真]=Getty Images

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