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現地記者が内田に移籍を推奨「最善のチームになり得るのはボルシアMG」

 シャルケに所属する日本代表DF内田篤人について、現地でシャルケを中心に取材を続けるフリージャーナリストのトーマス・ゼー氏が、「今いる環境がベストというわけではない」と、移籍を推奨した。『ワールドサッカーキング(No.216)』における連載「メイド・イン・ジャパン」内で語っている。

 ゼー氏は、ドイツ2年目を終えた内田について、「ダイナミックで非打算的なアクション」や「戦う姿勢」を評価。一方、弱点については、「攻守のバランス感覚の欠如」と指摘。「ダッシュ力に欠けるライン際の走りと不正確なセンタリング」と手厳しい評価も下した。

 しかし、シャルケのラルフ・ラングニック前監督の「学ぶことに貪欲で、教えればすぐに吸収する。彼はシャルケにとって非常に価値のある選手になるだろう」という発言を引用。「まだ成長過程」として、今後の飛躍の可能性を語った。

 ところが、シャルケでの現状には、「今いる環境がベストというわけではない」と断言。「一貫した哲学と継続性のある強化策がなく、監督交代を繰り返す」 とシャルケを評し、成長を阻害する恐れもあることから、「シャルケが迷走を続けるなら、内田はいずれ別のチームを探すことになるだろう」と、移籍の必要性に言及した。

 ゼー氏は移籍先の候補には「ドイツ国内に限定すれば、彼にとって最善のチームになり得るのは、ボルシアMG」と明言。「現状の働きぶりでは、バイエルンやドルトムントに移籍するのは難しいし、できたとしてもベンチ要員になってしまう可能性は高い。ボルシアMGはクラブ組織がしっかりしており、若手育成にも定評がある。適度な田舎町ゆえ静かな環境で能力アップに取り込むことができるし、レギュラーポジションを確保することもできる」と、理由を明かした。

 内田は2010-2011シーズンに、鹿島からシャルケへ完全移籍。2年目の今シーズンは、リーグ戦18試合に出場していた。

[写真]=千葉格

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