2012.05.12

バルサのグアルディオラ監督、アウェーのベティス戦初勝利で別れを告げるか

 ジョゼップ・グアルディオラ監督にとってリーガ・エスパニョーラでの最後の一戦を迎えたバルセロナ。とはいえ、チームに数々のタイトルをもたらした指揮官にとっても、ベティスは決して易しい相手ではない。グアルディオラ監督がトップチームを率いるようになってからの4シーズン、バルセロナは公式戦通算で73パーセントという高い勝率を誇っているものの、ベティスとのアウェー戦ではいまだに勝利がない。ベティスが過去2シーズンに渡り2部でプレーしていたため2度しか対戦がないこともあるが、2008-2009シーズンの第23節では2-2のドローに終わり、昨シーズンのコパ・デル・レイ準々決勝のセカンドレグでは1-3で敗れている。

 バルセロナは前節、エスパニョールとのダービーに4-0で圧勝し、チームにとっては今シーズンのホーム最終戦、グアルディオラ監督にとっては在任最後のカンプ・ノウでの一戦を見事に飾った

 また、同試合でも4ゴールの固め打ちを見せたリオネル・メッシは、今シーズンの通算得点を前人未到の50ゴールの大台に乗せ、レアル・マドリードのクリスティアーノ・ロナウドとの差は5ゴールに開いた。ピチーチ(リーガ得点王)に当確ランプを点灯させたエースが、どこまで記録を伸ばせるのか期待が高まる。

 一方、カルレス・プジョルが故障により戦列を離れたDFラインでは、入れ替わるかのようにジェラール・ピケに出場許可が下りた。とはいえ、復帰直後ということでスタメン入りが見送られた場合には、マルク・バルトラら若手が起用される可能性が高い。また、エスパニョール戦でダメージを負ったセイドゥ・ケイタの出場は問題ないものの、アレクシス・サンチェスは引き続き欠場が予想されている。

 グアルディオラ監督はこれまで、メッシやハビエル・マスチェラーノのポジション変更やスリーバックの採用など、様々な試みを実戦で成功させてきた。4年間の集大成とも言えるこの試合で、どのような采配を見せてリーガに別れを告げるのか、試合最大の見所となるだろう。

 一方、最大目標の1部残留を既に決めているベティスは、前節は降格圏内からの脱出に必死のスポルティング・ヒホン戦にアウェイで1-2と敗れた。とはいえ、前々節はセビージャとのダービーにアウェーで2-1と勝利しており、モチベーションが高い試合では依然として好結果を残している。

 今回の試合に向けては、スポルティング・ヒホン戦に欠場した2選手は、イリネイの出場は微妙な状態にあるものの、ロケ・サンタ・クルスには出場許可が下りた。また、ベニャ・エチェバリア、ホセ・ドラド、ホセ・カニャスの3選手も出場停止から復帰する。

 この中で “セビージャ・ダービー”ではFKで2度ゴールネットを揺らしたベニャは、FKで今シーズンここまで4ゴールと、マラガのサンティ・カソルラと並んでトップに立っている。そして、この試合でFKを決めれば、レアル・マドリードのC・ロナウド(昨シーズン)、バルセロナのロナウジーニョ(2006-2007シーズン)、さらにはクラブOBのマルコス・アスンソン(2004‐2005シーズン)といった名手が持つシーズン記録の5ゴールに肩を並べる。良い位置 でFKを得られた際には、ベニャの黄金の右足にも注目だ。

【予想スタメン】
・ベティス[4-4-2]
GK:13.カスト(25.ファブリシオ)
DF:17.ハビエル・チカ、12.パウロン、5.ホセ・ドラド、23.ナチョ
MF:20.ジェフェルソン・モンテーロ、21.ホセ・カニャス(18.イリネイ)、10.ベニャ、9.ジョナタン・ペレイラ
FW:16.ロケ・サンタ・クルス(35.アレハンドロ・ポスエロ)、24.ルベン・カストロ

・バルセロナ[4-3-3]
GK:13.ビクトル・バルデス
DF:2.ダニエウ・アウヴェス、14.ハビエル・マスチェラーノ、3.ジェラール・ピケ(32.マルク・バルトラ)、21.アドリアーノ
MF:16.セルヒオ・ブスケ、11.チアゴ・アルカンタラ、4.セスク・ファブレガス
FW:17.ペドロ・ロドリゲス(37.クリスティアン・テージョ)、10.リオネル・メッシ、8.アンドレス・イニエスタ

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