2012.05.10

スペイン代表、離脱したプジョルの代役はS・ラモスかJ・マルティネスか

 ユーロ2012で大会連覇を狙うスペイン代表に激震が走った。8日、バルセロナのDFカルレス・プジョルが、右ひざの故障により6週間程度に渡り戦列を離れることになり、同大会への出場が絶望的となった。

 ビセンテ・デル・ボスケ監督は、主将を務めるレアル・マドリードのGKイケル・カシージャスと並ぶチームのまとめ役であり、2010年のワールドカップ準決勝のドイツ戦では決勝ゴールを挙げるなど大舞台にも強いプジョルの離脱を嘆いた。

「プジョルからは昨晩連絡を貰った。フットボールの世界ではこういう事も起こり得るので、我々はこの状況を受け入れなければならない。とはいえ、カリスマ 的な選手であり、チームにとって極めて重要な存在である彼の離脱はあまりにも痛い。彼はシーズン終盤を迎え充実した時を過ごしていたうえに、節目の代表通 算100試合出場にも王手を掛けていただけに、本当に残念でならない」

 2008年のユーロおよび2010年のワールドカップで国際大会連覇に貢献した守備の要を失ったスペイン代表は、DFラインの再構築を強いられることとなった。しかし、最も自然である同ポジションの選手による穴埋めは、代表の常連であるDFラウール・アルビオルがレアル・マドリードで出場機会を失っており、他には招集経験のある選手が殆どいないため不安となる。

 そこで名前が挙がっているのが、本職は別ポジションであるもののクラブチームではセンターバックとしてプレーしている、レアル・マドリードのDFセルヒオ・ラモスおよびアスレティック・ビルバオのMFハビ・マルティネスだ。

 セルヒオ・ラモスをセンターバックで起用する場合、代わりの右サイドバックに誰が選ばれるかが争点となるが、守備的に行くならクラブチームでの相性も考えてレアル・マドリードのDFアルバロ・アルベロア、攻撃的に行くならアスレティック・ビルバオのDFアンドニ・イラオラが第1候補となる。また、本来は サイドアタッカーながら、今シーズンは右サイドバックとして衝撃を与えているアトレティコ・マドリードのMFフアンフランら、新戦力が招集を受ける可能性も残されている。

 一方のハビ・マルティネスは、タレント揃いのスペイン代表の中盤では控え扱いとなっているため、センターバックで起用されたとしても他のポジションを一切いじる必要が無い。それゆえ、周囲とのコンビネーションに問題が無ければ、理想的なプジョルの穴埋めとなる。

 バルセロナのFWダビド・ビジャの回復が微妙な状況にある攻撃陣に加え、守備陣もトラブルに見舞われたスペイン代表は、逆に大会に向けた今後の動向に大きな注目が集まることになった。いずれにしても、この逆境を乗り越えてこそ真の王者と言えるだろう。

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