2012.05.02

来季に目を向け始めたバルセロナ、3位確保を狙うマラガを迎え撃つ

 バルセロナは前節、ジョゼップ・グアルディオラ監督の今シーズン限りでの退任が急遽発表されてからわずか2日後となったラージョ・バジェカーノとのアウェー戦に7-0で圧勝。レアル・マドリードのリーグ制覇を遅らせると共に、これまでチームに数々のタイトルをもたらした指揮官への感謝と責任をもって、 “クラシコ”での敗北、チャンピオンズリーグ準決勝での敗退と続いたショックから立ち直った。

 とはいえ、レアル・マドリードが勝利すれば自動的に優勝が決まる今節は、状況が大きく異なる。来シーズンはティト・ビラノバがアシスタントコーチから指揮官に昇格することもあり、グアルディオラ監督は自身の後任と相談しながら、今後に向けたチーム作りにも比重を置いて選手を起用することになりそうだ。

 また、25日に行われるコパ・デル・レイ決勝でゴールマウスを守る予定のピントは、プレー感覚を研ぎ澄ます必要があるため、前節に続きビクトル・バルデスに代わり先発すると予想されている。

 悲しいニュースが続いたチームだが、ラージョ戦ではアフェライが左ひざの前十字じん帯断裂から7カ月半ぶりの復帰を果たすという嬉しいニュースにも包まれた。引き続きシャビとピケを欠き、アレクシス・サンチェスも出場が微妙な今回の一戦では、アフェライを始めとする来シーズンのレギュラー獲得を目指す選手の活躍に期待したい。

 バルセロナが優勝争いに事実上別れを告げた一方、マラガはチャンピオンズリーグ出場権を巡る争いがいよいよ佳境を迎えている。マラガは前節、ホームでのバレンシアとの上位対決に1-0で勝利。順位こそ4位と変わらなかったものの、3位バレンシアに再び勝ち点で並んだ。

 しかしながら、5位レバンテも3ポイント差でしっかりと続いており、油断は全くできない。また次節も、上位確保に向けて正念場を迎えているアトレティコ・マドリードとのアウェー戦と厳しい試合が控えており、今回は相手がバルセロナとはいえ、最低でも勝ち点1は取っておきたいところだ。

 長期離脱中のGKカバジェロ、DFマタイセン、MFバチスタの3選手に加え、バレンシア戦で負傷したマレスカも故障者リストに加わってしまったチームは、イスコが累積警告により欠場、モンレアルも出場が微妙とあり、状態は万全には程遠い。とりわけ、ぎりぎりのメンバーのやり繰りとなる中盤では、最もポリヴァレントな能力を持つカソルラがどのポジションでプレーするかにより、全体の構成が決まる形となる。カソルラはまた、今シーズン何度も直接FKを決め ており、良い位置でセットプレーを得られるか否かも勝負を分けるポイントになりそうだ。

【予想スタメン】
・バルセロナ[4-3-3]
GK:13.ピント(1.ビクトル・バルデス)
DF:2.ダニエウ・アウヴェス、14.マスチェラーノ、5.プジョル、21.アドリアーノ
MF:15.セイドゥ・ケイタ(16.セルヒオ・ブスケツ)、4.セスク、8.イニエスタ(11.チアゴ・アルカンタラ)
FW:23.クエンカ(37.テージョ)、10.メッシ、17.ペドロ

・マラガ [4-2-3-1]
GK:25.カメニ
DF:2.ヘスース・ガメス、3.ヴェリグトン、5.デミチェリス、18.エリゼウ(15.モンレアル)
MF:6.イグナシオ・カマーチョ、28.レシオ(21.セルヒオ・サンチェス)、7.ホアキン、12.サンティ・カソルラ、17.ドゥダ
FW:23.ロンドン

[写真]=ムツ カワモリ

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