ブンデスリーガ第32節が21日に行われ、ドルトムントはボルシアMGを2-0で下し、2年連続8回目の優勝を決めた。ドルトムントの日本代表MF香川真司はトップ下で先発出場し、得点を決めて勝利に大きく貢献している。
試合後、香川は優勝の喜びについて以下のように語った。
−去年とはまた全然違いますか?
「去年はどうしても怪我で半年間できなかったので、今年は本当にすばらしい1年でした」
−今シーズンの前半戦はかなり大変だったと思いますが?
「チャンピオンリーグも結果がでなくて、チームのコンディションが大変でした。ただ自分自身は、後半戦はうまくいくって信じてやっていました。これはすごいいい経験になったし今後に生かしていかないといけないと思います」
−ターニングポイントになった試合はありますか?
「それはないです。後半戦はみんな一人一人が1試合1試合全力を尽くしてやったので、後半戦1試合1試合が大事でした」
−信じるということは大変だと思いますが?
「前半戦は、自分はできるっていう自信がありました。前向きに考えようと努めていました。チャンピオンズリーグはすごく悔しい結果に終わったけど、リーグにおいてすごく成長したと思います。来年につながる1年だったと」
−ドイツに来て2年経ちますが、積み上げてきたものはありますか?
「この2年連続で優勝できたのは、いいチームに巡り会えたからだと思います。これは奇跡に近いことだと思います。でも、これがすべてではないので頑張りたいと思います」
−香川選手は今ドイツでは2年前と違ってスーパースターのようになっていますが、香川選手自身から見る景色は変わりましたか?
「今素晴らしい環境でプレーできているのは間違いないです。ここでプレーすることに何も思うことはないし、ここからしっかり自分で決めたいと思います」
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