ブンデスリーガ第32節が21日に行われ、ドルトムントはボルシアMGを2-0で下し、2年連続8回目の優勝を決めた。ドルトムントの日本代表MF香川真司はトップ下で先発出場し、得点を決めて勝利に大きく貢献している。
試合後、香川は優勝の喜びについて以下のように語った。
-今日は理想的な展開だったのでは?
「前半でチャンスがあった中で決め切れなかったから、1-0のままでは危ないなと思っていました。相手もチャンスがあったし、そういう意味で2点目が大事だと思っていました。後半の最初にもチャンスがあったのですが、そこできめられなくてまずいなと思っていました。でも、結果的に点が取れたことが良かったです」
-後半に入ってプレーの一つ一つが良くなったと思いますが、ハーフタイムにどんなことを考えていましたか?
「前半は動きに余裕がなかったですが、後半に入って余裕ができましたね。相手もこの時期でモチベーションを保つのが難しかったと思うし自分たちは優勝というモチベーションがあったからチャンスが作れていたと思います」
-ロベルト・レヴァンドスキーからパスが来た時はどうですか?
「あれは彼からのパスだったんですか?あれは普通にキーパーをかわしてタイミングをずらしてシュートを打とうと思っていて、うまくいったので最高でしたね」
-この前キーパーをかわして打つシュートを決めるのが好きと言っていましたが?
「最後に結果を残せたことは良かったです」
-シュートの後に喜びが爆発していましたね?
「言葉でなかなか表すことはできないけど、いいチーム、いいチームメイト、いいスタジアム、すべてに巡りあえてこうやって2年連続優勝できて良かったです。難しいことがあった中、それを乗り越えて成長できたと思います」
[写真]=千葉格