ボルトンに所属する日本代表FW宮市亮について、イギリス紙『デイリー・ミラー』の記者を務めるデイヴィッド・マクドネル氏は、「プレミアリーグの逸材として頭角を現している」と評価した。『ワールドサッカーキング(No.213)』における特集「日本人プレーヤー飛躍の現在地」内で語っている。
今冬、アーセナルからボルトンに移籍し、一気にブレイクした宮市に対して、マクドネル氏は「ボルトンへの移籍は大成功だ。ボルトンに来てからは水を得た魚のようにピッチで躍動している」とコメント。
また、マンチェスター・Cやチェルシーといったビッグクラブとの対戦で相手DFを苦しめた場面を例に出し、「スピードに関しては間違いなくリーグトップクラス。2カ月前までは全く無名の存在だったが、短期間でプレミアリーグの逸材として頭角を現している。(オーウェン)コイル監督も残留の切り札として彼に大きな期待を寄せている」と絶賛した。
「来シーズンはアーセナルの戦力として計算できるか?」という問いに対しては、「宮市はウイングの選手に何よりもスピードを求める(アルセーヌ)ヴェンゲルの考えにぴったりと当てはまる」とコメント。「2シーズン前の(ジャック)ウィルシャーのように、ボルトンからアーセナルに戻って主力に定着する可能性は十分にある」と締めくくっている。
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