ヨーロッパ各国リーグの中で、最も多くのゴールを決めた選手に贈られる“ゴールデンブーツ賞”。2011-2012シーズンは前々回受賞者のリオネル・メッシと前回受賞者のクリスティアーノ・ロナウドの2人の争いに絞られたと言えるだろう。
現在、リーガでC・ロナウドは40得点を決めて得点王につけており、メッシが39得点でこれを追っている。他国リーグに目を向けると、プレミアリーグではアーセナルのロビン・ファン・ペルシーが27得点、ブンデスリーガではバイエルンのマリオ・ゴメスが25得点、そして、セリエAではミランのズラタン・イブラヒモヴィッチが23得点でそれぞれ得点王争いのトップにつけているが、いずれも、リーガの2人の数字とは大きく離れている。
両者には、先シーズンにC・ロナウドが記録したリーガでの1シーズン最多得点、41得点の更新の期待も掛かっているが、残り6節あるだけに新記録誕生は時間の問題と言えるだろう。
[写真]=ムツ カワモリ