セリエA第31節が7日に行われ、ミランはホームにフィオレンティーナを迎えた。
首位のミランは31分にズラタン・イブラヒモビッチがPKを沈めて、幸先良く先制に成功した。ところが、47分にスルーパスから抜けだしたステヴァン・ヨヴェティッチに得点を許し、フィオレンティーナに同点にされてしまう。
追いつかれたミランは、ロビーニョや心臓疾患からの復帰を果たしたカッサーノを投入し、打開を図る。しかし、89分にはフィリップ・メクセスのクリアミスを突かれ、フィオレンティーナにアマウリの得点で逆転されてしまう。
ミランはそのまま1-2で敗れ、今シーズン5敗目。勝ち点64のままとなり、パレルモに2-0で勝利した2位のユヴェントスが、勝ち点を65まで伸ばしたため、ミランは勝ち点差1でかわされ、首位を明け渡した。
なお、途中出場したカッサーノは、昨年10月に虚血性脳卒中で倒れ、診断により先天性の心臓疾患があることが判明。昨年11月の手術を経て、復帰を果たした。試合出場は昨年10月29日に行われたセリエA第10節のローマ戦以来、約5カ月ぶりとなった。
[写真]=Getty Images