2012.03.24

豊富な攻撃陣のヘタフェ、バレンシア攻略で欧州への足がかりとできるか

 ここ3試合は2勝1分と負けがなく、前節オサスナ戦では敵地から貴重な勝ち点を持ち帰ったヘタフェ。残り10試合で降格圏とは勝ち点8差、ヨーロッパリーグ圏内は同4差と、下より上の目標が近づいてきた感すらある。

 ただ今週末からは今節を皮切りに強豪との対戦が続くため、まだまだ油断は許されない。特に懸念はDFラファが1カ月の離脱となったセンターバックで、DFダニエル・ディアス、DFアレクシス・ルアーノのどちらかが欠けるとサイドバックが本職のDFミゲル・トーレスを起用する他ないというぎりぎりの状況にある。

 逆に攻撃陣は2チーム分の戦力を十分に生かし切れていないだけに、ミッドウィーク開催を挟んだ3連戦の最後となる今節は今まで出場機会の少なかったフレッシュな選手の活躍に期待がかかる。

 対するバレンシアは前節ホームに最下位サラゴサを迎え、相手選手の退場により70分以上も数的優位の状況を得ながら極度の決定力不足に泣き1-2で敗れた。ゲームを支配し、多くのチャンスを作りながらゴールだけが決まらなかった不運な内容だったとはいえ、1月以降繰り返してきた取りこぼしのツケにより、4位レバンテ、5位マラガとの差は僅か勝ち点3まで縮まってしまった。

 チームが抱える問題は安定したパフォーマンスを90分間保てないこと。それも連戦をこなす中では難しいことかもしれないが、ならばせめて押している時間帯に確実にゴールを奪い、その後ペースダウンしたとしても守備を固めてしっかり相手の攻撃をはね返すといったメリハリある試合運びを身につける必要がある。FWロベルト・ソルダードがハットトリックを達成した一週間前のアスレティック・ビルバオ戦ではそれができていただけに、再び敵地で大人のサッカーを再現することが今節の課題となる。

【予想スタメン】
・ヘタフェ [4-2-3-1]
GK:25.ミゲル・アンヘル・モジャ
DF:20.フアン・バレーラ、2.ダニエル・ディアス、5.アレクシス・ルアーノ、3.マネ
MF:21.ミチェル、6.メディ・ラセン、23.フアン・ロドリゲス(16.ペドロ・リオス)、28.アブデル・バラーダ(22.フランシスコ・カスケーロ)、10.ハイメ・ガビラン(17.ディエゴ・カストロ)
FW:7.ミク(19.ダニエル・グイサ)

・バレンシア [4-2-3-1]
GK:13.ビセンテ・グアイタ
DF:2.ブルーノ・サルトール、4.アディル・ラミ、15.アンヘル・デアルベルト(18.ビクトル・ルイス)、17.ジョルディ・アルバ
MF:5.メフメト・トパル、24.ティノ・コスタ、8.ソフィアーヌ・フェグリ、7.ジョナス、14.パブロ・ピアッティ
FW:11.アリツ・アドゥリス(9.ロベルト・ソルダード)

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