チャンピオンズリーグ決勝トーナメントの組み合わせ抽選会が16日、スイスのニヨンで行われ、準々決勝、準決勝の組み合わせが決定。昨シーズン優勝のバルセロナと準々決勝で対戦することになったミランのマッシミリアーノ・アッレグリ監督が、抽選結果について印象を語った。『UEFA.com』が伝えている。
アッレグリ監督は、グループリーグで同居したバルセロナとの再戦について、「ポジティブなことだけを考えるよ」と語り、「この準々決勝を勝ち抜ければ、バルセロナがいなくなり決勝進出の可能性は非常に大きくなるね」と続けた。
また、グループリーグでの対戦を振り返って、コメント。「2試合で我々は違うタイプのサッカーをした。アウェーでは守備的に戦わなければいけなかった。ホームでは攻撃の意識を高めたが、ミスが少し多くなってしまったね」と語る一方で、「しかし、あの2試合はチームの自信になったと思う」と再戦に向け、意気込んでいる。
「バルセロナは世界最高だが、我々にもチャンスはあるんだ。自分たちのしていることを信じなければならないね。こういう試合では、ミランは常にベストの力を出すよ。選手も何人かが、けがから復帰することを願っている」
ミランは28日にホームでファーストレグを戦い、4月3日にアウェーでのセカンドレグに臨む。突破を果たせば、準決勝でベンフィカ対チェルシーの勝者と対戦する。