アーセナルの会長を務めるピーター・ヒル=ウッドは、キャプテンでありエースストライカーのロビン・ファン・ペルシーについて、来シーズン以降もクラブに残留するだろうと話した。その一方で、ヒル=ウッドはもし適切な選手を見つけられれば、移籍市場で投じるだけの資金があることも明かした。『スカイスポーツ』が報じている。
ファン・ペルシーとの契約は2013年の7月で切れる上、本人は今シーズン終了後まで契約延長の交渉はしないと明言。そのため、多くのビッククラブが彼の獲得に興味を示している。しかし、ヒル=ウッドは『デイリー・スター』の取材に対し、「彼が単純にお金によってモチベーションを得る選手だとは考えていない」とコメント。ファン・ペルシーは給料ではなく、愛するクラブで成功を築けるかということに関心を持つ選手だと主張した。さらに、「私はロビンと彼の家族がロンドンでとても幸せだと思う」と発言。エースの残留に自信を見せた。
また、つい最近、ケルンのFWルーカス・ポドルスキがアーセナル移籍でクラブ間、個人面ともに合意したとの報道が流れた。アーセナルとポドルスキ双方ともこの事実を否定したが、ドイツ代表FWのガナーズ移籍は依然有力視されている。アーセナルはファン・ペルシーの代役というより、むしろ攻撃オプションの追加のためポドルスキ獲得を検討しているようだ。
さらにアーセナルは、設定金額が3000万ポンド(約39億円)とされているドルトムントのドイツ代表MFマリオ・ゲッツェにも関心を示している。報道では、ポドルスキに加え、支払い移籍金額のクラブ記録を更新してまでも、ゲッツェ獲得に動くのではないかとも見られている。
これに対しヒル=ウッドは「もし適切なポジションに適切な選手を見つけたら、喜んで買いに行く」とコメント。積極補強に意欲を見せる一方、「我々は“ばかげた”金額以外なら十分払える資金がある」と発言し、クラブの方針を曲げないことも明言している。
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