レアル・マドリードのジョゼ・モウリーニョ監督は、試合を支配して勝利を収めたチーム、さらに2得点を挙げたエースのクリスティアーノ・ロナウドをたたえた。『UEFA.com』が伝えている。

「チームのパフォーマンスの成熟ぶりには好印象だ。我々は3－0とするまで試合を支配していた。別次元とまではいかないが、チームはいいサッカーをしていたよ。1点を返され、少し慌てたようだったが勝利することができた。2シーズン連続でチャンピオンズリーグの準々決勝へ進めたことはチームのバランスの良さの表れだろう」

「ロナウドは信じられない選手だね。驚異的だよ。昨シーズンのゴール数を考えると、今シーズン、そのゴール数を上回ることは無理だと思うだろう。だが、彼はさらに成長しているんだ」

　また、次の対戦相手についてはどこでも気にしないと語ったモウリーニョだが、おなじくベスト8進出を決めた古巣のチェルシーについては「私がどれだけチェルシーを愛しているか、みんなは知らないんだ。勝ち上がりをうれしく思うし、できれば決勝で対戦したいね」とコメントした。

[写真]=ムツ カワモリ