FA(イングランドサッカー協会)は、ゴールラインテクノロジーの導入に関して改めて強く希望していることを強調した。『スカイスポーツ』が報じている。
ゴールラインテクノロジーとは、ボールがゴールラインを割ったかどうかを判定する技術のことを指す。10日に行われたQPR(クイーンズ・パーク・レンジャース)対ボルトンの試合で事件は起こった。QPRのクリント・ヒルのシュートはゴールラインを超えていたにもかかわらず、ボルトンのGKアダム・ボグダンがかき出したため、ノーゴールの判定となったのだ。
FAは「先週行われた国際サッカー評議会(IFAB)の会議で、我々はなるべく早くゴールラインテクノロジーが導入されることを強く願っていると強調した」と発言。次のように続けた。
「我々はゴールラインテクノロジー導入派を何年もの間引っ張ってきた」
「我々は、来シーズン、プレミアリーグのみでゴールラインテクノロジーのテストを行うことを訴え続けている。この技術の導入を望む誰もが、最も早くチャンスを得られればと考えている」
FIFA(国際サッカー連盟)は、これまでゴールラインテクノロジーに関して反対の姿勢をとり続けてきた。しかし、2010年の南アフリカワールドカップで、イングランド代表MFフランク・ランパードのシュートがゴールラインを割ったにもかかわらず、得点として認められなかったという事件が発生。この一件を受け、FIFAのゼップ・プラッター会長は2014年のブラジルワールドカップでゴールラインテクノロジーを導入することをほのめかしている。
IAFBは、原則としてゴールラインテクノロジーの導入を認めている。プレミアリーグは、ゴールラインテクノロジーを来シーズン適用できるかどうか調査を行っている段階だ。しかし、導入の決定が下されるのはリーグ開幕が6週間後に控えた7月。もし、時間が足りず導入が不可能ならば、最初のゴールラインテクノロジーの導入は、12月に日本で行われるクラブワールドカップになると見られている。
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