2012.02.19

降格圏脱出狙うヒホンが、シメオネイズム浸透のアトレティコを迎え撃つ

 スポルティング・ヒホンは現在5勝4分13敗、第19位。第19節でマラガに勝利して以降、ビジャレアルに0-3、レアル・ソシエダに1-5、オサスナ相手にホームで1-1と引き分けたものの、前節バレンシア戦では0-4といいところなく敗れた。このままでは来シーズンは2部降格となってしまう。

 後のないヒホンは、マヌエルロ・プレシアード前監督を解任し、代わりに元スペイン代表監督ハビエル・クレメンテ氏を招聘。新指揮官は記者会見で「私は効率を上げることが好きだ。もうこれ以上、殴打はされない。勝ち点は3である。私は美しいフットボールをしに来たわけではない。勝利こそが美しい。先の試合のスケジュールがどうなっているか知らないし、次の試合より先を見ることは好きじゃない」と、一戦一戦を大事にし勝利にこだわる姿勢を見せた。元スペイン代表監督の手腕に期待したい。

 アトレティコ・マドリードは現在8勝7分7敗、第6位。ついにヨーロッパリーグ出場圏内まで上がってきた。5位エスパニョールとの勝ち点差は1で、7位マラガ、8位オサスナとは勝ち点差で並んでいる。ディエゴ・シメオネ監督就任後は、リーガで6戦負けなしの3勝3分。ここ2試合はスコアレスドローが続いているが、内容は悪くなかった。とにかく、試合中1対1で負けないのが強みのひとつ。シメオネイズムが浸透し始めたところで、さらなる浮上を狙いたい。

 現地時間木曜日に行われたヨーロッパリーグ決勝トーナメント1回戦ファーストレグ、ラツィオのホームへ乗り込んだアトレティコ・マドリードは、アウェーとは思えないような前線からの激しいプレッシャーで相手を苦しめる。ドイツ代表FWミロスラフ・クローゼに先制点を奪われたものの、戦う姿勢に揺るぎはなく、FWアドリアン・ロペス、FWラダメル・ファルカオがゴールをもぎ取り、2-1で前半を折り返す。

 後半も前半同様、激しいプレッシャーで相手を自由にさせず、ファルカオが追加点を挙げ、強豪ラツィオ相手にアウェーで貴重な勝利を奪い取った。シメオネ監督は試合後、「先制された後も辛抱強く戦った。私たちはラツィオがどれだけ強豪かわかっていたから」と発言。あきらめない、気を緩めないという空気がひしひしと伝わってくるアトレティコ・マドリードに注目したい。

【予想スタメン】
・スポルティング・ヒホン[4-2-3-1]
GK:1.フアン・パブロ
DF:11.アルベルト・ローラ、2.アルベルト・ボティーア(14.イバン・エルナンデス)、12.グレゴリー・アルノラン、15.ロベルト・カネージャ
MF:5.アルベルト・リベラ、8.セバスティアン・エグレン(21.ナチョ・カセス)、20.ミゲル・デ・ラス・クエバス、3.アンドレ・カストロ、6.カルメロ・ゴンサレス(18.アドリアン・コルンガ)
FW:23.ダビド・バラル

・アトレティコ・マドリード[4-2-3-1]
GK:13.ティボー・クルトワ
DF:20.フアンフラン、21.ルイス・ペレア(23.ミランダ)、18.アルバロ・ドミンゲス(2.ディエゴ・ゴディン)、3.アントニオ・ロペス
MF:5.チアーゴ(4.マリオ・スアレス)、14.ガビ、7.アドリアン・ロペス、22.ジエゴ、11.アルダ・トゥラン(8.エドゥアルド・サルビオ)
FW:9.ラダメル・ファルカオ

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