2012.02.18

バルサを引き離し優勝へ進むレアル、残留争い真っ只中のラシンを迎える

 成績不振によりエクトル・クーペル監督が解任されて以来、フアンホ・ゴンサレス、カスターニョス、ピニージョの3監督体制でリーガ11試合を戦っているラシンは現在、降格圏内の18位。内訳は3勝5分け3敗と、それほど悪いものではないが、監督交代時に最下位だった頃から2つしか順位が上がっていないのは、やはり引き分けが多いせいだろう。これからシーズン終了に向け、何とか残留を確定するには、一刻も早く勝ち癖をつけていく必要がある。

 だが、前節ホームでアトレティコ・マドリードと引き分けた際にも、フアンホ・ゴンサレス監督は「あれだけ調子のいい相手に勝ち点1を獲得できたのはラッキーだった」と、満面の笑みでコメント。先週10本ものファインセーブでゴールを守り切ったGKトーニョの勘を頼りに、今節も強豪レアル・マドリードに対して、勝ち点1でも手に入れば有難いといった気持ちで挑むことになりそうだ。

 今節、ラシンはエースFWクリスティアン・ストゥアーニが累積警告で出場停止というハンデもあるが、レアル・マドリードの隙を突くならば、試合序盤に懸けてみたいところだ。今シーズンここまで、勝利以外では1分2敗しかしていないレアル・マドリードだが、ホームでは相手に先制点を取られるケースが多発している。前節も開始4分に、レバンテ相手に失点。ただ、その後チームは持ち前の決定力を発揮し、逆転勝ちを収めているため、リードを守るのは至難の業と言える。

 もう一点、目の付けどころになるのは、右サイドバックの選手起用だ。レバンテ戦で5枚目のイエローカードを受けたDFアルバロ・アルベロアが今節出場停止、MFハミト・アルトゥントップは肉離れ、MFラサナ・ディアラは先週から背筋痛という状態が続いているため、DFセルヒオ・ラモスが久々に右サイドのDFに戻ってくるかもしれないとも言われている。ラシンとしては、セルヒオ・ラモスが攻撃参加したタイミングを狙ってサイドを突くのが、有効な戦略となる かもしれない。

 その他、レアル・マドリードでは先週ケガから復帰したMFサミ・ケディラに続き、MFアンヘル・ディ・マリア、DFマルセロも復帰予定。チャンピオンズリーグ再開を目前にして力強い限りだが、前節のハットトリックで今シーズン通算27得点として、リーガ得点ランキングのトップを走っているFWクリスティアーノ・ロナウドはもちろん、FWカリム・ベンゼマ、MFメスト・エジルらも好調とあって、ジョゼ・モウリーニョ監督のスタメン選択を難しくさせている。 優勝争いのライバルであるバルセロナは、1日遅れて3位バレンシアとの厳しい試合に挑むため、すでに勝ち点10の差をつけたとはいえ、先に勝ってさらにプレッシャーを与えたいところだ。

【予想スタメン】
・レアル・マドリード[4-4-2]
GK:1.イケル・カシージャス
DF:4.セルヒオ・ラモス、3.ペペ、2.リカルド・カルヴァーリョ、12.マルセロ
MF:8.カカ、14.シャビ・アロンソ、6.サミ・ケディラ、10.メスト・エジル
FW:7.クリスティアーノ・ロナウド、9.カリム・ベンゼマ

・ラシン・サンタンデール[4-4-2]
GK:13.トーニョ
DF:14.アルバロ・ゴンサレス、19.マルク・トレホン、18.ベルナルド、3.クリスティアン・フェルナンデス
MF:21.マルコス・グジョン、5.パパクリ・ディオップ、23.アドリアン・ゴンサレス、7.マヌエル・アラーナ
FW:11.コウマ・エル・ババカル、9.ラウターロ・アコスタ

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