マンチェスター・Cのロベルト・マンチーニ監督が、戦力外と見なしていたアルゼンチン代表FWカルロス・テベスを、試合に起用する可能性があると示唆した。『FIFA.com』が伝えている。
マンチーニは、「現時点ではカルロスを起用するオプションはないが、彼が戻ってきたときに可能性はある」とコメント。1967-1968シーズン以来となるリーグタイトル獲得のために、テベスを試合に出場させるプランを明かした。
ただ、母国のアルゼンチンに滞在し、練習を続けているかどうか不透明なテベスに対し、マンチーニは「彼がこの3カ月間、コンディションを維持するためにトレーニングをしていたことを願うよ」と、起用の前提となる条件も明示している。
マンチーニは以前、昨年9月に行われたチャンピオンズリーグ・グループステージのバイエルン戦で途中出場を拒否したテベスを戦力と見なしていないと発言。バイエルン戦以来、試合出場がなく、今冬に移籍確実と見られていたテベスは、交渉がまとまらずマンチェスター・Cに残留していた。