バルセロナのMFセイドゥ・ケイタは2日、マリ代表MFとして参加中のアフリカ・ネイションズカップで受けたフランス紙『レキップ』からのインタビューで、2008年夏にセビージャから移籍した当時の状況を振り返り、レアル・マドリード入りの可能性もあったことを告白した。
「バルセロナ行きが決まる前、レアル・マドリードとの交渉が進展していた。また、ユヴェントスとも同様だった。それ以外でも、彼らを上回る年俸を提示してきたクラブもあった。一方、あの当時のバルセロナは数年間に渡る厳しい時期を過ごしており、多くの人から『あのクラブには行かない方がいい』とアドバイスされた。だが、僕は最終的に『バルセロナに行く』と代理人に伝えたんだ」
ケイタはまた、ジョゼップ・グアルディオラ監督の下で行われる練習について「それまでプレーしてきたチームのものとは大きく異なる。バルセロナに来るまでは、これほど綿密なトレーニングは経験してこなかった」と説明すると共に、バルセロナの強さの秘訣について自身の見解を示した。
「バルセロナの選手はハードワークを惜しまない。テクニックの高さだけではなく、戦術理解度の高さがチームのベースとなっている」