CSKAモスクワの日本代表MF本田圭佑の移籍交渉を行っているラツィオが、トレード要員として元アルゼンチン代表GKフアン・パブロ・カリーソの譲渡を提示しているようだ。25日付の『コリエレ・デッロ・スポルト』が報じている。
ラツィオとCSKAの本田獲得交渉では、ラツィオの提示額とCSKAの希望額に2、300万ユーロ(約2、3億円)の開きがあると見られているが、ラツィオは差額の補填としてカリーソの譲渡を提示していると伝えられている。
また、カリーソを移籍させれば、EU外国籍枠も確保でき、ラツィオは本田を迎え入れる体制がさらに整うことになる。CSKAは現在、ロシア代表GKイゴール・アキンフェエフを負傷で欠いており、元アルゼンチン代表GKの加入は悪くない話だ。
依然、クラブ間の合意には達していないが、交渉は現在も進行中で、今週中にも『ラツィオ本田』が誕生する可能性が高まってきた。
[写真]=Getty Images