24日、バルセロナのジョゼップ・グアルディオラ監督がレアル・マドリードとのコパ・デル・レイ準々決勝セカンドレグの前日会見に出席し、意気込みを語った。
「私はカンプノウが満員になることを祈っている。スタジアムが埋まらなければ、悲しい気分になってしまうよ。ファンには我々が勝ち慣れてしまっていると感じてほしくない。彼らには試合を楽しみ、声援を送ってもらいたいね」
「ファーストレグでは勝利したが、最後の1分まで両チームに勝ち抜けるチャンスがあると思っている。今回の試合も良い試合をする必要がある」
また、ファーストレグでリオネル・メッシの手を踏んだペペの行為については以下のような意見を残した。
「もし、ペペに対するスタンドの反応が(ルイス)フィーゴのときと同じ反応であれば、ファンを含めて私たちは学んでいないということを露呈する。ファンは教訓を得たし、私たちは“試合”をしなければいけない」
グアルディオラ監督は「勝負は決まっていない」と繰り返し、兜の緒を締めていると明言。さらに、2000年夏に“禁断の移籍”を果たしたフィーゴに対する暴力行為と同じ事態を起こさないようファンに懇願した。
バルセロナはコパ・デル・レイ準々決勝ファーストレグに2-1で勝利。ベスト4進出に王手をかけている。