2012.01.22

国王杯の影響が気になる2チームが対戦。レアル、クラシコ敗戦のショックを振り払えるか

 本来は8月の開幕戦で顔を合わせる予定だった2チームだが、すでにシーズンもこれで前半戦終了。レアル・マドリードは現在、2位に勝ち点差5をつけての首位。一方、アスレティック・ビルバオは前節レバンテに勝利し、上位陣の取りこぼしもあり、来季のヨーロッパリーグ出場権が得られる5位に浮上している。2年連続で欧州大会参加を目指すアスレティック・ビルビオが、サンチャゴ・ベルナベウでも成果を挙げようと意気込んでいるのは当然だろう。しかし、そこにはさらに心理的要因も加わってくる。

 なぜなら、このミッドウィークにコパ・デル・レイ準々決勝ファーストレグを戦った両者の結果が、対照的だったからだ。ホームのサン・マメスにマジョルカを迎えたアスレティック・ビルバオは、2-0と余裕を見せての先勝。同日、ホームに宿敵バルセロナを迎えたレアル・マドリードは、1-2の逆転負けを喫してしまった。レアル・マドリードは12月のリーガに続く敗戦となっただけでなく、これでモウリーニョ監督下でのクラシコは9戦中8試合勝ちのない状況で、 0-2以上の勝利を要求される来週水曜の準々決勝セカンドレグに挑むのも気が重い状態だ。

 それだけでなく、バルセロナ戦では9月以来負傷でチームを離れていたリカルド・カルヴァーリョが戻って来たという朗報のあったレアル・マドリードだが、年末に肉離れを起こしたアンヘル・ディ・マリアが今週、再び筋肉痛でダウン。クラシコに出られなかっただけでなく、日曜までに回復するかも微妙な状態だ。また、試合序盤にダニエウ・アウヴェスにタックルを受けたクリスティアーノ・ロナウドがふくらはぎを痛めていたことも気になる。

 実際、クリスティアーノ・ロナウドの場合は余程のことがない限り欠場しないだろうが、持ち前のスピードを生かせなければ、その脅威も半減することはバルセロナ戦でも証明済みだ。それ以外では先週、コパ・デル・レイ16強対決セカンドレグでケガをしたサミ・ケディラはまだ治らず、逆にバルセロナ戦で出場停止だったアルバロ・アルベロアはチームに戻ることになっている。

 対するアスレティック・ビルバオはここまで不動のレギュラーだった左サイドバックのヨン・アウルテネチェが累積警告で出場停止。このところ週2回の試合ペースながら、ほとんどローテーションを行っていないだけに、スタメンに疲れが溜まっている可能性がある。しかし、マルセロ・ビエルサ監督の下、自信をつけた選手たちも強敵にひと泡吹かすチャンスとばかりに張り切って乗り込んでくるに違いない。見ごたえのあるゲームが期待できそうだ。

【予想スタメン】
・レアル・マドリード[4-4-2]
GK:1.イケル・カシージャス
DF:17.アルバロ・アルベロア、4.セルヒオ・ラモス、3.ペペ、12.マルセロ
MF:14.シャビ・アロンソ、24.ラサナ・ディアラ、21.ホセ・カジェホン、10.メスト・エジル
FW:7.クリスティアーノ・ロナウド、9.カリム・ベンゼマ

・アスレティック・ビルバオ[4-4-2]
GK:1.ゴルカ・イライソス
DF:15.アンドーニ・イラオラ、24.ハビ・マルティネス、5.フェルナンド・アモレビエタ、10.オスカル・デ・マルコス
MF:8.アンデル・イトゥラスペ、21.アンデル・エレーラ、14.マルケル・スサエタ、11.イゴール・ガビロンド
FW:9.フェルナンド・ジョレンテ、19.イケル・ムニアイン

[写真]=ムツ カワモリ

欧州リーグ順位表

リヴァプール
42pt
マンチェスター・C
41pt
トッテナム
36pt
欧州順位をもっと見る
ドルトムント
36pt
ボルシアMG
29pt
バイエルン
27pt
欧州順位をもっと見る
バルセロナ
31pt
セビージャ
28pt
アトレティコ・マドリード
28pt
欧州順位をもっと見る
ユヴェントス
43pt
ナポリ
35pt
インテル
29pt
欧州順位をもっと見る