2012.01.22

バルセロナ、アウェーでの苦手克服は本物か。マラガは得意のホームで2012年初勝利を目指す

 バルセロナは前節、ベティスを4-2で下したものの、ホームで今シーズン初失点を喫するなど不安を残す内容となった。ところが、コパ・デル・レイ準々決勝のレアル・マドリードとのファーストレグでは、苦戦も予想される中で2-1と勝利を収め、リーグ戦に続き宿敵を敵地で粉砕した。

 今回の試合は、アウェーでの苦手克服が果たして本物なのか真価が問われる一戦となる。だが、大一番を終えて緊張感が持続できるかが気になるところだ。守備面では失点が目立つ試合序盤や終盤のプレーが、攻撃面では辛抱強くチャンスを作れるかが鍵となるだろう。

 また、新年を迎えても週2試合のスケジュールが続いているため、負傷者が多い前線の選手の疲労蓄積もやや気掛かりだ。大黒柱のリオネル・メッシと好調のアレクシス・サンチェスを温存するのは難しそうだが、前節同様に中2日でコパ・デル・レイの大一番が控えているため、一部メンバーの入れ替えが行われる可能性もあるだろう。

 とはいえ、レアル・マドリードとのタイトル争いにおいて、コパ・デル・レイでは撃破に王手を掛けた一方、リーグ戦では必死に追走しなければならない。“二兎追うものは一兎をも得ず”とならないためにも、今回の試合での勝利は必須となる。

 一方のマラガは、ここに来てやや足踏み状態が続いている。コパ・デル・レイ5回戦のレアル・マドリード戦に連敗したチームは、リーグ戦でも前々節のアトレティコ・マドリード戦はホームでスコアレスドロー。前節もスポルティング・ヒホンにアウェーで1-2と敗れ、ウィンターブレイク明け未勝利となっている。勝ち点を落とすとヨーロッパリーグ出場圏内の6位から転落する可能性があるこの試合は、正念場の一戦と言えるだろう。

 とはいえ、今シーズン全試合にスタメン出場してきたジェレミ・トゥラランが、累積警告により出場停止となっている。また、右足骨折により長期離脱中のジュリオ・バチスタ、太ももを再び故障したホアキン・サンチェスも欠場が確定しており、中盤の戦力低下は否めない。

 一方、しばらく控えに回っていたルート・ファン・ニステルローイとエリゼウが、先発したここ数試合で印象的なプレーを見せているのは数少ない好材料だ。また、エスパニョールから獲得したイドリス・カメニの加入により刺激を受けた守護神ウィルフレド・カバジェロのプレーに期待が掛かる。

 厳しい流れの中で強敵を迎えるマラガだが、ホームではここまで8戦5勝と強さを誇っている。地の利を生かして2012年初勝利を狙いたい。

【予想スタメン】
・マラガ[4-2-3-1]
GK:13.ウィルフレド・カバジェロ
DF:21.セルヒオ・サンチェス(2.へスス・ガメス)、5.マルティン・デミチェリス、14.ヨリス・マタイセン、15.ナチョ・モンレアル
MF:16.エンツォ・マレスカ(10.アポーニョ)、12.サンティ・カソルラ、11.セバスティアン・フェルナンデス、22.イスコ、18.エリゼウ
FW:9.ルート・ファン・ニステルローイ(23.ホセ・サロモン・ロンドン)

・バルセロナ[4-3-3]
GK:1.ビクトル・バルデス
DF:2.ダニエウ・アウヴェス、3.ジェラール・ピケ、14.ハビエル・マスチェラーノ(5.カルラス・プジョル)、22.エリック・アビダル(21.アドリアーノ)
MF:16.セルヒオ・ブスケ、6.シャビ・エルナンデス、4.セスク・ファブレガス(11.チアゴ・アルカンタラ)
FW:9.アレクシス・サンチェス(39.イサーク・クエンカ)、10.リオネル・メッシ、8.アンドレス・イニエスタ

[写真]=ムツ カワモリ

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