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国王杯で明暗を分けたチームが対戦。エース不在のバレンシアがソシエダを迎える

 コパ・デル・レイがある1月は、まだ生き残っているチームにとってハードな日程になるものだ。今節はバレンシアが水曜にセビージャと、レアル・ソシエダが火曜にマジョルカとの16強対決セカンドレグを終えての対戦となる。

 単純に選手たちが休める時間だけを見れば、1日遅く試合をしたバレンシアが不利に見える。だが、メンタル面ではまったく逆なのが皮肉なところだ。マジョルカに6‐1と惨敗して、ファーストレグでの2-0の勝利から、悪夢の敗退劇を演じたレアル・ソシエダに対して、バレンシアはセビージャに2-1で敗れたものの、ロベルト・ソルダードがアウェーゴールを挙げて準々決勝進出を決定。どちらのチームの士気が高いかは、言うまでもないだろう。

 ただ、レアル・マドリードとバルセロナの2強を除き、得点数も失点数も18チーム中最も良い数字を残しているバレンシアにも、この試合では大きな弱みがある。というのも、ここまで全公式戦で18得点、チームのリーガ総得点28のうち、11ゴールを挙げているエースのソルダードが累積警告で出場停止となるからだ。

 代わってFWに入るアリツ・アドゥリスは、ここまで2得点。トップ下のジョナスも1得点しか挙げていない上、大量失点したばかりの相手が普段より一層、守りに気を遣ってくることを考えると、ウナイ・エメリ監督も攻撃には一工夫が必要だろう。また、来週ミッドウィークに控えたレバンテとのコパ・デル・レイを見据えて、先発選手をローテーションする可能性も否定できないところだ。

 一方、マジョルカの猛攻を防ぐ手も打たず、屈辱的なコパ・デル・レイ敗退を喫したにも関わらず、解任を免れたレアル・ソシエダのフィリップ・モンタニエル監督は、降格圏と勝ち点2差の16位につけるリーガで、残留達成に専念することになった。だが、クラブの経営状態が苦しいこともあって、冬の移籍市場での補強も大して望めず、あまり明るい見通しは立てられない。

 とりあえずは昨年最後のラシン戦、年明けのオサスナ戦と2試合続けて、リーガでスコアレスドローを続ける原因になった攻撃陣に奮起を期待したいところだ。しかし、火曜の試合ではゴルカ・エルストンドとダビド・スルトゥサが筋肉痛を起こし、出場が微妙という逆境もある。

 その試合では温存されたクラウディオ・ブラボ、ミケル・ゴンサレスの帰還で守備面では強化されるため、コパ・デル・レイではゴールを挙げているイマノル・アギレチェ、ディエゴ・イフランらのFW陣が少ないチャンスを確実に決めて、3試合ぶりの白星を挙げられれば、悪い流れを変えるのには何よりいいのだが。

【予想スタメン】
・バレンシア[4-4-2]
GK:1.ジエゴ・アウヴェス
DF:23.ミゲル、4.アディル・ラミ、18.ビクトル・ルイス、22.ジェレミ・マチュー
MF:8.ソフィアーヌ・フェグリ(パブロ・エルナンデス)、10.エベル・バネガ、5.メフメト・トパル、17.ジョルディ・アルバ
FW:7.ジョナス、11.アリツ・アドゥリス

・レアル・ソシエダ[4-2-3-1]
GK:1.クラウディオ・ブラボ
DF:22.ダニエル・エストラーダ、16.ヴァディム・デミドフ、3.ミケル・ゴンサレス、19.リアシーヌ・カダムロ
MF:23.カルロス・ベラ、4.ゴルカ・エルストンド、11.ミケル・アランブル、7.アントワーヌ・グリースマン、17.ダビド・スルトゥサ
FW:9.イマノル・アギレチェ

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