2012.01.07

監督の怒りで正月気分は抜けたか…レアルが国王杯の反省を糧に年明け2戦目に挑む

「クリスマス休暇中、食べたり飲んだり楽しんでばかりで、少し感じが変わって帰ってくる選手もいる」と、ジョゼ・モウリーニョ監督がチームを批判したのは、年明けの第1戦、3日のコパ・デル・レイのマラガ戦ファーストレグ後のことだった。実際その試合でレアル・マドリードは、前半にセットプレーでのミスが続き、相手に2点の先行を許す展開。それでも決定力の高さを発揮して、後半にサミ・ケディラ、ゴンサロ・イグアイン、カリム・ベンゼマの得点で何とか逆転勝ちを収めたため、来週火曜のセカンドレグに向けて希望を保つことができた。とはいえ、それだけ厳しく指揮官に言われると、まだ正月気分が抜けていない選手たちも、このグラナダ戦では開始から真剣に戦わない訳にはいかないはずだ。

 ただ、そのマラガ戦で先発した選手たちが、監督の信用を失ったわけでない。大晦日のトレーニングで太ももに肉離れを起こしたアンヘル・ディ・マリアはまだリハビリ中、リカルド・カルヴァーリョも長い負傷から全体練習に復帰したばかりとあって、まだ実戦復帰は難しい。よって、メンバーが変わるとすれば、コパ・デル・レイでベンチスタートしたベンゼマとイグアインのFW入れ替え、昨年最終節セビージャ戦で負傷したセルヒオ・ラモスがラウール・アルビオルを抑えて、センターバックに戻ってくるのかといった程度だろう。2011年は宿敵バルセロナに勝ち点差3をつけて首位で終えられたが、今後はリーガ、ミッド ウィークにコパ・デル・レイと厳しい日程が控えているだけに、モウリーニョ監督のローテーション政策には注目が集まる。

 一方、クリスマス休暇を利用して、3000人の現地サポーターがサンティアゴ・ベルナベウに駆けつけるというグラナダは、コパ・デル・レイもすでに敗退。これが年明け最初の試合となる。今季ここまで16試合16失点は、バルセロナ、レアル・マドリードに次いで、バレンシアと並ぶ少ない失点数となっている。堅守を誇るグラナダのゲーム展開は、とにかく70分を我慢して、残り20分に体力の全てを費やして攻勢をかけるといったものが多い。よって今回、オ ディオン・イガロと共に戦略の要であるスピードカウンターを担うフランコ・ハラが累積警告で出場停止なのは痛いところだ。

 ただ、2日に練習を再開したチームは、2カ月ぶりに負傷者がゼロとなり、ファブリ監督の選手選びを難しくしている。現在、13位ながら、2部降格圏とは勝ち点差4というグラナダだけに、強敵相手のアウェー戦であるが勝ち点1をもぎ取りたいところだろう。

【予想スタメン】
・レアル・マドリード[4-4-2]
GK:1.イケル・カシージャス
DF:17.アルバロ・アルベロア、3.ペペ、4.セルヒオ・ラモス(ラウール・アルビオル)、12.マルセロ
MF:14.シャビ・アロンソ、6.サミ・ケディラ、21.ホセ・カジェホン、10.メスト・エジル(カカ)
FW:7.クリスティアーノ・ロナウド、9.カリム・ベンゼマ

・グラナダ[4-4-2]
GK:13.ロベルト・フェルナンデス
DF:2.アラン・ニョム、12.イニーゴ・ロペス、20.パーペ・ディアカテ、6.ギリェルミ・シケイラ
MF:10.ハイメ・ロメーロ、14.ミケル・リコ、4.フラン・リコ、11.ダニ・ベニーテス
FW:15.イケチュク・ウチェ、7.オディオン・イガロ

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