2012.01.07

2012年初戦では明暗が分かれたバルセロナとエスパニョール、今季初のダービーを制するのはどちらか

 クラブ・ワールドカップを制覇し、2年振り2度目の世界王者に輝いたバルセロナは、2011年最終戦となったコパ・デル・レイ4回戦セカンドレグでも3部のロスピタレに9‐0で圧勝した。そして、2012年初戦となった同大会5回戦ファーストレグでもオサスナに4‐0で快勝し、最高のスタートを切って “バルセロナ・ダービー”を迎えた。

 この試合に向けては、右足太ももを痛めて直近2試合に欠場していたアレクシス・サンチェスがオサスナ戦で復帰を果たし、左足太ももの故障により戦列を離れていたアンドレス・イニエスタも、オサスナ戦は大事を取って欠場したものの既に出場許可が下りている。一方、キャプテンのカルラス・プジョルは左足太ももの違和感により出場は微妙。長期離脱中のダビド・ビジャとイブラヒム・アフェライは欠場が確定している。

 ビジャの不在によりセンターフォワードが1人もいなくなった攻撃陣だが、オサスナ戦では“偽の9番”で先発したセスク・ファブレガス、インフルエンザ明けにより途中出場となったリオネル・メッシがそれぞれ2ゴールを挙げるなど、得点力の低下は見られない。公式戦8連勝中のチームは、その間の1試合平均得点が4.6と、むしろ爆発的な攻撃力が目立つ形となっている。今シーズンの課題となっているアウェーでの戦いについても、先月10日の宿敵レアル・マド リードとの“クラシコ”に3‐1で勝利し、嫌な流れを断ち切った。エスパニョールとのアウェー戦は最も苦手としている試合の1つだが、不安要素をことごとく取り払ってきたチームならば実力を発揮することができるだろう。

 一方、昨シーズンに続き安定したパフォーマンスを披露しているエスパニョールは、今シーズンもここまで7勝2分7敗と五分の星で8位と好位置につけている。2011年の最後も、リーグ戦ではアトレティコ・マドリードおよびスポルティング・ヒホンを下すと、コパ・デル・レイでも2部のセルタとの4回戦を順当に制し、素晴らしい形で締めくくった。しかし、迎えた同大会5回戦ファーストレグでは、2部のコルドバとのアウェー戦に1‐2で敗れ、2012年は黒星スタートとなってしまった。

 宿敵を迎えての出直しの一戦となる今回の試合に向けては、左足太ももの違和感を訴えているラウール・バエナを除く全メンバーが良好なコンディションにあり、様々な選手の組み合わせを想定することができる。マウリシオ・ポチェッティーノ監督は今シーズン、基本的にはスタメンを固定しているものの、バルセロナ対策としてメンバーを入れ替える可能性も十分に考えられる。

 いずれにしても、正面から撃ち合いに挑み1‐5で敗れた昨シーズンではなく、手堅い守備からのカウンター狙いでスコアレスドローを演じた一昨シーズンが、勝ち点獲得に向けた指標となることだろう。

【予想スタメン】
・エスパニョール[4‐2‐3‐1]
GK:25.クリスティアン・アルバレス
DF:14.エルネスト・ガラン、3.ラウール・ロドリゲス、15.エクトル・モレーノ、22.ディダク・ビラ
MF:18.ファン・ダニエル・フォルリン、11.ロマリック(7.ラウール・バエナ)、9.セルヒオ・ガルシア、10.ジョアン・ベルドゥ、39.ティエヴィ・ビフマ
FW:8.アルバロ(17.ヴラジミール・ヴァイス)

・バルセロナ[4‐3‐3]
GK:1.ビクトル・バルデス
DF:2.ダニエウ・アウヴェス、3.ジェラール・ピケ、14.ハビエル・マスチェラーノ、22.エリック・アビダル
MF:16.セルヒオ・ブスケ(15.セイドゥ・ケイタ)、6.シャビ・エルナンデス、4.セスク・ファブレガス(11.チアゴ・アルカンタラ)
FW:17.ペドロ・ロドリゲス(39.イサーク・クエンカ)、10.リオネル・メッシ、9.アレクシス・サンチェス(8.アンドレス・イニエスタ)

[写真]=Getty Images

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