2011.12.31

プラティニとヘイゼルの悲劇

 2007年からUEFA会長を務めるミシェル・プラティニ。彼もまた、かつてはチャンピオンズカップで活躍したスタープレーヤーだった。

 1984-85シーズン、彼は29歳にしてようやくチャンピオンズカップ決勝の舞台に立つ。ところが、ブリュッセルで行われた決勝戦のキックオフ前に、ユヴェントスとリヴァプールのサポーター同士が衝突。死者39名、重軽傷者600名という大惨事(ヘイゼルの悲劇)となってしまう。プラティニは1時間遅れで始まった試合でPKによる決勝点を挙げたが、そこに喜びはなかった。それどころか彼はこの決勝を「人生最悪の試合」と位置付けている。UEFA会長になってからのプラティニは、制度面や安全面などの改革を進めている。彼がUCLをより良いものにするため、すべてをかけて働くのは、あの時の暗い記憶があるからかもしれない。

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