2011.12.03

レアル、意外な相性の悪さが発覚…苦手スポルティングと対戦

 前節マドリード・ダービーが終わったため、今後の焦点は10日のクラシコに移ってしまったような感のあるレアル・マドリード。しかし、当のジョゼ・モウリーニョ監督や選手たちからは一切、クラシコの話は聞こえてこない。むしろ、「スポルティング・ヒホンには大きなリスペクトを持っている。ヒホンでの勝ち点3も、バルセロナでの勝ち点3も同じに貴重だ」(シャビ・アロンソ)といったように気を引きしめている。昨シーズンもアウェーのエル・モリノンでは 0‐1で辛勝、サンチャゴ・ベルナベウでは同じスコアで競り負けた今回の相手を、かなり警戒しているようだ。それに輪をかけるのが、この試合でそのMF シャビ・アロンソが累積警告で出場できないことである。彼が出ない試合は、出た試合に比べて10%も敗戦の可能性が高くなるというデータもある。チームとしては、決して楽観視できない状況だ。

 チームはそのシャビ・アロンソの穴を、右サイドバックとして2試合いいプレーを見せてきたMFラサナ・ディアラで補うつもりのようだ。さらに、まだ負傷から回復しないDFアルバロ・アルベロアの代わりに、DFラウール・アルビオルを右サイドバックに回すというのが、モウリーニョ監督のアイデアだと言われている。ただ捨てきれないのは、先週のチャンピオンズリーグ、ディナモ・ザグレブ戦でスタメンデビューをしたMFヌリ・シャヒンを、シャビ・アロンソの代 役として使う案だ。また、アトレティコ・マドリード戦でDFルイス・ペレアの激しいタックルを足首に受け、捻挫で2日間練習を休んだFWクリスティアーノ・ロナウドは木曜からグラウンドに復帰、出場にも問題がなさそうなのは心強い。

 ここしばらく負傷欠場していたMFカカも今週は他の選手と同じペースで調整を続けており、復帰の時が迫っている。それとは対照的なのはDFリカルド・カルヴァーリョで、ようやく腰痛が治ったところで今度はヒザを痛め、今年中のプレーがほぼ不可能に。とはいえ、センターバックではDFセルヒオ・ラモスと DFペペのコンビがハイレベルのパフォーマンスを見せているため、チームに問題はなさそうだ。

 一方、今シーズンは開幕から7試合白星なしでスタート、現在も2部降格圏の18位となかなか調子が上がらないスポルティング・ヒホンは前節、レバンテに 4‐0と大敗したばかり。それでもマヌエル・プレシアード監督は、「あの試合で犯したミスはほとんど2度と繰り返すことが不可能なものばかり。おかげで チームは集中力が増すはずだ」と、楽観的な姿勢を捨てていない。

 今季3勝したうちの2勝はホームでのものとあって、監督も「レアル・マドリードもウチのスタジアム、ファンたちが、私たちにとって特別な力になることを知っているはず」と自信を見せている。レギュラーメンバーの中で欠けるのは負傷した右サイドバックのDFアルベルト・ローラで、今季入団したウルグアイ人のDFダミアン・スアレスが穴を補うことになる。ひとまずは勝ち点1の確保を目標に、それ以上の結果を狙いたい。

【予想スタメン】
・スポルティング・ヒホン[4‐4‐2]
GK:1.フアン・パブロ
DF:17.ダミアン・スアーレス、2.ボティーア、12.グレゴリー、15.カネージャ
MF:21.カセス、8.エグレン、3.アンドレ・カストロ、20.デ・ラス・クエバス
FW:24.トレホ、23.バラル

・レアル・マドリード[4‐4‐2]
GK:1.カシージャス
DF:18.アルビオル、3.ペペ、4.セルヒオ・ラモス、12.マルセロ(コエントラン)
MF:10.エジル、24.ラサナ・ディアラ、6.ケディラ、22.ディ・マリア
FW:7.クリスティアーノ・ロナウド、20.イグアイン

[写真]=ムツ カワモリ

欧州リーグ順位表

マンチェスター・C
89pt
リヴァプール
88pt
トッテナム
70pt
欧州順位をもっと見る
バイエルン
70pt
ドルトムント
69pt
ライプツィヒ
61pt
欧州順位をもっと見る
バルセロナ
80pt
アトレティコ・マドリード
71pt
レアル・マドリード
65pt
欧州順位をもっと見る
ユヴェントス
87pt
ナポリ
67pt
インテル
61pt
欧州順位をもっと見る