バルセロナに所属するスペイン代表MFのセスク・ファブレガスは、古巣であるアーセナルのオランダ代表FWロビン・ファン・ペルシーの去就についての見解を明かした。イギリス紙『ガーディアン』が報じている。
セスクは今夏、アーセナルからバルセロナへ移籍。そしてファン・ペルシーも来夏に、よりタイトル獲得の可能性を感じられるビッグクラブへ移籍するのではないかと噂されている。
プレミアリーグで11試合11ゴールと圧倒的な得点力でけん引するスター選手の移籍報道についてセスクは、「アーセナルが彼をキープできるかどうかは分からないよ。彼の決断だからね。移籍を望むなら年齢的に考えても最後のチャンスになるだろう。残留を望むなら、アーセナルに残って引退できると思う」とコメント。本人の気持ちにより結末は大きく変わってくるだろうとの見解を示した。
さらに、「僕たちは彼の決断を見守るわけだけど、ここ数年、彼がアーセナルに特別なものをもたらしてきたのは確かだ。キープレーヤーだし、ファンは彼を愛している。アーセナルの象徴のような存在だし、スタープレーヤーだから、クラブは失いたくないだろうね」と話し、アーセナルにとって欠かせない選手であることを強調。古巣の心情を察した。