アーセナルに所属する宮市亮は、プレミアリーグでプレーする機会が訪れていない現状にも、「焦りはない」と語った。クラブの公式HPが伝えている。
今年2月、フェイエノールトへレンタル移籍し、オランダで実績を残した宮市。満を持してアーセナルへと復帰したが、プレミアリーグでのデビューは果たせていない。しかし宮市は、「焦りはない」と語り、アーセナルでの時間が幸せだと話した。
「(アルセーヌ・ヴェンゲル)監督は、焦らず練習に集中するようアドバイスしてくれる。最大の変化は、トップの選手たちとともに練習し、プレーするようになったことだと思う。日本の高校でプレーしていた1年前は、こんなこと想像もしていなかった」
「チームメートたちとのトレーニングで、僕は確実に成長している。自分も躊躇なく、自分を表現できている。ワールドクラスの選手たちと練習できているわけだし、自信を持っている」
「最初の頃はかなりシャイだったし、ナーバスになっていたけど、今はもう馴染めていると思う。アーセナルは英語の先生を見つけてくれた。上達してきたと思うし、コーチたちが言っていることも理解できる」
宮市は7日に行われたリザーブリーグで負傷し、全治3週間と伝えられている。まずは故障を治し、さらなるレベルアップを図りたいところだ。