29日にブンデスリーガ第11節が行われ、日本代表MF香川真司が所属するドルトムント対同代表FW岡崎慎司が所属するシュトゥットガルトの一戦は、1-1の引き分けに終わった。
香川、岡崎ともにスタメン出場を果たし、ドイツでの初対戦となった試合は、明暗が分かれる結果に。香川は1点ビハインドで迎えた44分、相手DFラインの裏に抜け出し左足でシュート。これをルカシュ・ピズチェクが押し込む形となり、同点ゴールをアシストした。
一方の岡崎は、鋭い動き出しで相手DFラインの裏を突く場面が多く見られたものの、ゴールを脅かすまでは至らず、70分に途中交代。2試合ぶりとなる今シーズン4点目を決めることはできなかった。
ドイツ誌『キッカー』は、香川に「3」と及第点を与え、岡崎には「4」とやや厳しい評価を下した。なお、この試合のMVPは、終盤のドルトムントの猛攻を防いだシュトゥットガルトGKスヴェン・ウルライヒの「1.5」となっている。
その他の日本人選手は、ヘルタ・ベルリン戦に右サイドバックとしてフル出場したヴォルフスブルクの長谷部誠が「5」、ケルン戦で左サイドバックとボランチを務めたアウクスブルクの細貝萌が「4」、2部のアーヘン戦で決勝ゴールを挙げたボーフムの乾貴士が「3」となっている。
[写真]=千葉格