新クラブ『One Tokyo』設立を発表した本田圭佑 [写真]=Getty Images
元日本代表MF本田圭佑は14日、東京に新たなサッカークラブ『One Tokyo』を設立することを発表した。
本田はこれまでもオーストリアのSVホルン、カンボジアのソルティーロ・アンコールなど複数の海外クラブの経営に参画。今回は日本国内で、初めてゼロからサッカークラブの立ち上げに挑戦する。
SVホルンからの撤退を告白…その失敗から得た新クラブへの着想
本田は『One Tokyo』設立メッセージの中で「東京から世界に影響を与えられるサッカークラブを創りたい」、「そのサッカークラブを皆んなと一緒に作りたい」と語り、今回の決断に至った背景を明かした。
「これまでもいくつかのプロサッカークラブの経営に関わらせてもらっていて、実はその中の1つであるオーストリアのSVホルンは昨シーズンで撤退しました。本当に多くのスポンサーの方々に支えられたおかげで、沢山の才能がある若い選手たちにチャンスを与えられてきましたが、それでも経営難ということで苦渋の撤退を決断しました」
「今回、これらの失敗から学んだことを0から新しくクラブを立ち上げることで、想いが1つに繋がるサッカークラブ経営を実現することがミッションです」
1から創り上げる理想のクラブ
さらに本田は、『One Tokyo』の構想を“リアルサカつくの仕組み”と説明。スカウトやスポンサー営業などクラブ運営にかかわる仕事について誰もが自由に発案・参加できるシステムを思い描いているようだ。本田は「是非、あなたの理想なクラブを、あなたが1から創り上げていってください!」と語り、新クラブへの参加を呼び掛けた。
また、1月24日にはアミノバイタルフィールドにて選手トライアウトを行うことも発表。「勝利にこだわる選手に集まって欲しい」と期待感をあらわにした。
2020年、本田圭佑、サッカークラブをみんなと一緒に創り上げるためゼロから立ち上げます。
クラブ名「One Tokyo」
運営は2週間前にtwitterで出会った大学生の奥山くん。
選手もゼロからなので1/24にトライアウトをします。
勝利にこだわる選手に集まって欲しいです。#onetokyohttps://t.co/Pwyx8JiFfG— KeisukeHonda(本田圭佑) (@kskgroup2017) January 14, 2020
By サッカーキング編集部
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