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元ブラジル代表監督のマリオ・ザガロ氏が脊椎の感染症で入院

2014.05.29

入院が報じられた元ブラジル代表監督のマリオ・ザガロ氏 [写真]=Getty Images

 元ブラジル代表監督のマリオ・ザガロ氏がリオ・デ・ジャネイロ市内の病院に入院していることがわかった。ブラジルのスポーツメディア『terra』が伝えている。

 選手時代に左ウイングとして活躍したザガロ氏は1958年と1962年に二度ワールドカップを優勝。現役引退後は指導者としても大成し、1970年には監督として、そして1994年にはコーチとして二度W杯で優勝を果たしている。

 報道によれば、感染が発覚してからの最初の1週間は抗生物質を服用して様子を見ていたが、症状が改善されないため今週月曜日に入院することになったという。
 
 現在82歳のザガロ氏は、今大会のW杯でブラジル代表の全試合をスタジアムで観戦するよう CBF (ブラジルサッカー連盟)から招待を受けているが、入院に至ったことでスタジアムでの観戦ができるかどうかは未定となってしまった。
 
 取材に応じたザガロ氏の息子は「父は現地で観戦したいと話している。完治すればセレソンの試合を現地で観られると思うが、完治しなかった場合は病室か自宅での観戦になると思う」と述べている。

(記事/Cartao Amarelo)

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