アルゼンチン代表監督時代のマラドーナ氏 [写真]=Getty Images
2020年11月25日に逝去した元アルゼンチン代表のレジェンド、ディエゴ・マラドーナ氏の死を巡り、過失致死の疑いで訴追されていた医療チーム8名が裁判にかけられることが決まった。23日、イギリスメディア『BBC』などが報じている。
マラドーナ氏は、2020年の11月に脳血栓の手術を受けており、その2週間後、アルゼンチンの首都ブエノスアイレスにある自宅のベッドにて60歳で亡くなっていた。死因は心臓発作であるとすでに公表されているが、医療委員会の収集した証拠によると、8人は「死を防ぐことが出来た可能性がある行動」を怠ったとされている。
また、同委員会はマラドーナ氏の手術後の治療に関して「欠陥と不規則性」があると判断し、適切な医療施設で、適切な治療を受けることが出来ていれば、マラドーナ氏が生存していた可能性があると主張している。
なお、起訴された8名の中にはマラドーナ氏の主治医を務めていた、レオポルド・ルケ氏も含まれていること、今回裁判にかけられている8名全員が死に対する責任を否定しているとのこと。そして、有罪が確定すれば禁錮8年から25年が言い渡される見通しであることも『BBC』は併せて報じている。
By サッカーキング編集部
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