2019.07.12

史上初の決勝トーナメント進出! ソサイチ選抜がスペイン7人制サッカー全国選手権へ挑戦

クリエイティブヘッズ
ソサイチとは南米発祥の7人制サッカーで、ポルトガル語の「社会・社交的・共同体」を意味する「SOCIETY(ソサエティ)」が語源。ソサイチでより良い社会へ。

ソサイチ選抜2019スペイン遠征

一般社団法人日本ソサイチ連盟は6月19日~6月25日の期間にかけて、ソサイチ選抜スペイン遠征を実施した。一般公募によるセレクションを経てチームを編成。東海/関東のそれぞれの拠点でチームを発足し、国内活動ではFOOTBALL 7 SOCIETY LEAGUEに所属するチームとの対戦などでチーム力を向上させ、計2チームでスペイン遠征へ臨んだ。

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ソサイチ関東リーグ所属の「FC EL AGUA」とのトレーニングマッチ

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ソサイチ東海リーグ所属の「MUNDO DA BOLA」とのトレーニングマッチ

せっかく来ているスペインの地。文化の違いなどをこの目で確かめるべく、観光の時間も大事にしたい。
「サッカースペイン代表ミュージアム」や世界最大のサッカークラブであるレアルマドリードの本拠地「エスタディオ・サンティアゴベルナベウ」へ。先日移籍が発表された久保建英選手よりもひと足お先に“白い巨人”を訪問した。またマドリードの中心地なども訪れ、日本との違いを肌で感じた選手達。前日練習を含めて大会へ向け士気を高めていった。

スペイン7人制サッカー全国選手権。正式名称は【Campeonato de España de Fútbol 7】という。
スペイン語でサッカーは“Fútbol”、数字の7は“SIETE”
スペインでは7人制サッカーをFútbol 7(フットボールシエテ)と呼んでいる。
この大会の予選参加チームはスペイン全土で700チームを数え、決勝大会へは日本チームを含めて今年は21チームが参加。中には過去にリーガエスパニョーラでプレーした選手、スペインフットサルでトップレベルの選手などもおり、非常にハイレベルな大会と位置づけられている。

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大会には多くの観衆も訪れる

日本ソサイチ連盟として、スペインへの遠征は2015年から数えて今回で5回目。過去4回は勝利を挙げられておらず、ひとつの引き分け(勝ち点1)しか無いのが現状だ。
「歴史を変える」その言葉をキーワードにしながら、選手達はチームワークと共にモチベーションを高めていった。
-今年こそ勝利を掴めるのではないか。
どこかそんな気配も漂わせてくれていた今年の選手達。
しかしながらやはりスペインの地はそんなに甘くなく、スペイン人の試合巧者ぶりは健在であった。
関東チームは2敗で予選敗退。
東海チームは1分1敗で予選を終えるが、ワイルドカードでの決勝トーナメント進出に希望があった。見事にベスト16に滑り込むことに成功し日本勢初の決勝トーナメント進出を決めた。

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スペイン人選手の試合を読む力は別次元

迎えた決勝トーナメント一回戦。
環境(暑さ)への適応や、人数による体力的な問題、色々な不安もありながらも選手たちは最後まで懸命に走り抜いた。最後は力負けとなり、思うような結果を得られなかった。東海チームへは試合後に観衆から大きな拍手が沸き起こるなど、見るものに感動を与えたのではないだろうか。
何より選手たちの涙、これが全てを物語っていたように思えた。
関東チームも予選で力及ばずではあったが、完膚無きに叩きのめされたかというとそうではない。
あのとき決めていれば。あそこで抑えていれば。
関東チームには幾度となくそういった場面があったのではないだろうか。
しかしその差が、世界との、スペインとの差なのかもしれない。
結果として、東海チームが対戦した3チームが優勝・準優勝・3位で大会を終えたことはひとつ誇らしく感じても良いことかもしれない。

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敗退に涙する選手達

今年もスペイン勢から勝利を挙げることは出来なかったが「初の決勝トーナメント進出」を手にすることが出来た。
次のステージに進む上で、様々な課題があることを同行した一般社団法人日本ソサイチ連盟スタッフは口にした。
「まず、今回の遠征に参加してくれたことに感謝したい。今年で5回目の挑戦となり、勝ちたい意欲は選手以上にスタッフも持っていた。初の決勝トーナメント進出は誇らしいこと。けれど勝てなかった。これは戦術云々の以前に、人数的な問題を課題と感じている。試合ギリギリの人数で臨むことになったチーム編成を申し訳なく思う。来年もこの大会に招待されることになれば、その辺りは何か手を打って改善していきたい。」

いつもと違う食事。日本とは違う気候。サッカーIQの高さ。試合での悔しい思い。観光での感動。様々なことを、選手個々がスペインの地で感じ取ったのではないだろうか。この経験が選手ひとりひとりの財産になっていくことは間違いない。日常から飛び出してこの遠征に本気で臨み、チャレンジをした選手たちを心より讃えたい。

「ここからはいつも言うことになるが…今回のこの経験をサッカーでもフットサルでも仕事でも学業でも、自分自身が一生懸命になる“何か”に活かしてほしい。この経験を明日への活力・エネルギーに変えて、これまでと少し違った視点を持って物事に取り組んでもらえたらと思う。今回の遠征のように、これからも“何か”に熱くなって欲しい。熱くなる対象は何でもいいと思う。自分自身と向き合って、その“何か”を見出してもらえたらと思う。みんなの生活の中に“ソサイチ”があったならば、なおさら嬉しく思う。そして今回出会った仲間やこの繋がりを大切に。必ずまた会いましょう!」
先のスタッフは最後にこの言葉を伝え、選手たちと熱く握手を交わしてチームは解散した。

【Campeonato de España de Fútbol 7】
~スペイン7人制サッカー全国大会~

[関東/東海合同チーム]
vs SELECCIÓN ANF7 ESPAÑA(スペイン選抜)
(5-3)得点者:綱川/宮森/柏木2/伊藤

[KANTO/関東]
vs TEKILA BEACH
(0-2)
vs RAYO VAYACANO
(2-4)得点者:綱川/井野

[TOKAI/東海]
vs MY HOME DESIGN
(3-3)得点者:柏木2/伊藤
vs CONTINOX CAVANNA
(2-8)得点者:宮森2

※予選は全21チームが7グループに分かれ、それぞれ上位2チームずつが決勝トーナメントへ進出。ワイルドカードとして3位組の上位2チームを含めて16チームが決勝トーナメントへ進める。
※オープニングマッチとして「スペイン7人制サッカー選抜」との親善試合を開催。関東/東海の合同チームで勝利を収めた。
※25分ハーフ/4号球サッカーボールの使用/ゴールキック/コーナーキックなど、日本のソサイチとは若干ルールも異なる。
※試合がLIVE配信されていました。コチラよりご覧いただけます。

Asociación Nacional de Futbol 7 de España(スペイン7人制サッカー連盟)

一般社団法人日本ソサイチ連盟では各地域ごとに定期的に選抜チームを結成・発足。海外への遠征活動を行いソサイチの普及に努めている。

南米発祥と言われるソサイチは、ポルトガル語の『society(ソサイチ=社交、社会の意)』が語源で、主にコミュニティの交流や社交を目的として楽しまれてきた7人制サッカー。

国内では一般社団法人日本ソサイチ連盟が2006年から競技の普及活動を行っており、2017年には関東/関西/東海/北海道の4地域で公式リーグFOOTBALL 7 SOCIETY LEAGUEが開幕し、東北・北信越・中国・九州の地域での開催も間近に控えている。

年間で開催されているソサイチの大会数は2,000〜3,000とも言われ、サッカー/フットサル経験者を中心に広く楽しまれていて、ここ数年で飛躍的に認知度が高まっている。

日本ソサイチ連盟はソサイチ公式リーグの開始に伴い、長年活動してきた今回のような「選抜チーム」とは別に、公式リーグ参戦選手から構成するソサイチ日本代表を組織している。

2018年5月には、東京都調布市に日本初となるソサイチに特化したスポーツ施設J-SOCIETY FOOTBALL PARK 調布をオープン。ソサイチに限らず様々なスポーツを楽しめる施設、普及の拠点として益々力を注いでいる。

エンジョイプレーヤーから競技志向のプレーヤーまで。また、年齢、性別、国籍などにかかわらず「誰もがいつでも気軽に楽しめるフットボール」として、“ソサイチ”の益々の普及・発展を今後も推し進めてく。

サッカーキング-日本ソサイチ連盟レポート記事

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日本ソサイチ連盟ホームぺージ

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