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アスリートの社会貢献活動を表彰する「HEROs AWARD 2017」宮本恒靖氏が大賞に

2017.12.12

元日本代表の宮本恒靖氏が「HEROs AWARD 2017」の大賞に選ばれた

 11日、アスリートの社会貢献活動を表彰する「HEROs AWARD 2017」の授賞式が行われ、元日本代表の宮本恒靖氏(ガンバ大阪U-23監督)が大賞に選ばれた。

 宮本氏は、2015年より内戦により分断されたボスニア・ヘルツェゴビナのモルタル市のスポーツアカデミー「マリモスト」を拠点に、大人も子どもも含めた現地の住民が安心して交流できる場・機会の提供を目指す民族融和プロジェクト「マリモスト(小さな橋)」の活動が評価され「HEROs of the year」に輝いた。

 表彰式に出席した宮本氏は、「素晴らしい他のプロジェクトがある中、大賞を頂いて非常に光栄に思います。ありがとうございます。常日頃、思っているのですが、スポーツには子供たちを教育する力、人の気持ちを動かす力、色々な力があると思っています。それを伝えることができるアスリートというのは、社会にとって本当に重要な存在だと思っています。今回のこのアワードをきかっけとして、日本中、世界中のアスリートがより自分自身の立場を自覚し、こういった活動にどんどん出ていけるような社会になっていくことを心より期待しています」と話した。

 また、サッカー界からは、東日本大震災による農作物の風評被害に対して、安心・安全であることを福島のプロサッカーチームとして発信している福島ユナイテッドFCの活動『ふくしマルシェ』が「チーム・リーグ部門」を受賞。代表者として登壇した福島ユナイテッドFCの竹鼻快GMは「福島県の町づくりにどれだけサッカークラブという立場で役に立てるか、皆さんと一緒により一層頑張っていきたいと思います」と受賞を喜んだ。

福島ユナイテッドFCの竹鼻快GM(右)が代表者として登壇

 今回が初開催となった同アワードはこのほかに、プロ野球・阪神タイガースの鳥谷敬選手の『RED BIRD Project』、プロサーファー・アンジェラ“麿紀”バーノンさんの『Ocean’s Love』、元プロボクサー坂本博之氏の『こころの青空基金』、世界ゆるスポーツ協会『ゆるスポーツ』などが選ばれた。

By サッカーキング編集部

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