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アスリートの社会貢献を支援するプロジェクト「HEROs」が発足…サッカー界から中田英寿氏と川澄奈穂美が参加

2017.10.30

プロジェクト発表会には、日本財団会長の笹川陽平氏と発起人の中田氏のほか、各競技から14名のアンバサダーが登壇した

 日本財団は30日、アスリートによる社会貢献活動をサポートするプロジェクト「HEROs SPORTSMANSHIP for THE FUTURE」の創設を発表した。

 このプロジェクトは、日本財団をプラットフォームに競技を超えたアスリートが「日本財団HEROsアンバサダー」として集まり、社会貢献活動を広げていく取り組み。HEROsACADEMY(教育)/HEROsACTION(実践)/HEROsAWARD(評価)の場を創出し、社会とつながるスポーツマンシップを広げていくことを使命として活動する。

 プロジェクト発表会では、元サッカー日本代表の中田英寿氏のほか、東俊介(ハンドボール)、池田信太郎(バドミントン)、井上康生(柔道)、上原大祐(パラアイスホッケー)、大林素子(バレーボール)、萩原智子(水泳)、川澄奈穂美(サッカー)、佐藤琢磨(モータースポーツ)、田臥勇太(バスケットボール)、長嶋万記(ボートレース)、根木慎志(車いすバスケットボール)、松下浩二(卓球)、山本隆弘(バレーボール)ら、14名のアンバサダーが登壇。

 中田氏は自身の発案で創設することになった「HEROs」について、「社会貢献活動は、これまでは往々にして自分一人でやる場合が多く、実は世界中のいろいろな選手がそれぞれの財団を持っていてチャリティーマッチなどをやっています。しかし、同じ業界にいる自分でさえも彼らのそういった情報というのは全く知らなくて、一緒にやればもっと大きいことができるのではないかと常々考えていました。日本でも多くのスポーツ選手が様々な(社会貢献)活動をしていますが、どこでその情報を知ることができるのか、これまではその場所(プラットフォーム)がなかったと思います。そういった情報を得る場所、(スポーツ選手)みんながつながる場所があったらいいのではないかと思い、笹川スポーツ財団を通じて日本財団さんにお話をさせていただきました」とプロジェクト立ち上げの経緯を説明。

 また、「自分が現役時代、他の競技の選手と会う機会が全くなかったので、(プロジェクトの立ち上げにより)他のスポーツ選手に会えて話をすることができたのはすごく嬉しい。他のスポーツ選手と会うことによって、自分はもっと色々影響を受けられたんじゃないかと思いますし、そういった意味でも僕自身とても嬉しいし、ここに立っていることが非常に光栄だと思います」と、これまでなかったサッカー以外のスポーツ選手との交流に歓迎の意を表した。

「HEROs」アンバサダーには上記の14名のほか、元ヤンキースの松井秀喜氏(野球)、プロボクシング世界王者の村田諒太(ボクシング)、奥野史子(シンクロナイズドスイミング)、白石康次郎(ヨット)、河合純一(パラ水泳)が就任。12月11日には、第1回HEROsAWARDを開催し、社会貢献を行ったアスリートやチームに対する表彰も行う。

By サッカーキング編集部

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