大型ビジョンでのパブリックビューイングも実施
スタジアムでキャンプ体験ができる『2022 ヨドコウ桜スタジアムキャンプ ~Feel Finland supported by Finnair~』が5月14日(土)~15日(日)に開催された。
セレッソ大阪のホームスタジアムである「ヨドコウ桜スタジアム」の人工芝部分にテントを張っての宿泊や、選手ロッカールーム内のお風呂で入浴など、都市部にいながらも非日常を1泊2日2食付きで味わえるこのイベント。開催4回目(うち1回は中止)となる今回は、家族連れのほか、友人同士、単身など様々な8グループが参加した。
当日はホームとアウェイ側のウォーミングアップエリア、ロッカールームを訪れるスタジアムツアーをはじめ、アウトドアクッキング体験、LED照明を生かしたスタジアムライティングショーなど、様々なイベントを実施。その中で今回初めて、スタジアムの大型ビジョンを生かしたセレッソ大阪対名古屋グランパス戦のパブリックビューイング、“~Feel Finland supported by Finnair~”とあるようにフィンランドを感じられるイベントとして、フィンランド発祥のスポーツ「モルック」大会、テントサウナも用意された。この日のために特別に桜のアロマ水も用意されたテントサウナはほどよい温度で息苦しさもないため、子どもたちも体験。
また、モルックも老若男女を問わず楽しめるスポーツということもあり、終始、大盛り上がり! C大阪の勝矢寿延アンバサダーと酒本憲幸アンバサダーもセレッソチームとして出場し、1ゲーム目をトップで勝ち抜いたものの、2ゲーム目は3回連続で無得点に終わり途中失格というまさかの展開で場を盛り上げていた。
夕食時には、アウトドアクッキング体験としてセレッソ大阪特製メスティンを使った炊飯体験を行ったあと、バーベキュー料理では海鮮たっぷりのアヒージョ、ポトフ、思わず写真に収める人が続出した牛肉の希少部位であるザブトンなどを提供。各テーブルに分かれ、お肉や野菜などに舌鼓を打ちつつ、スタジアムライティングショーも楽しんでいた。
空き時間にはバドミントンや駆けっこをするなど、思い思いにスタジアムで過ごしていた参加者たち。「こういうイベントがあるって教えてもらい、非日常体験で面白そうと思って興味本位できました。だから逆にサッカーのことは全然分からなかったんですけど、いろいろなことが体験できて楽しかったです。モルックも楽しくて、またやりたいくらい! 家族で来て良かったです。満足です!」という声も聞かれるなど、ここでしか味わえないキャンプ体験を満喫したようだった。
取材・文・写真=金子裕希
By サッカーキング編集部
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