FOLLOW US

アーセナルのヴェンゲル監督が日本の子供たちにメッセージ「大事なのはハッピーになること」

日本の若手選手たちに指導を行ったヴェンゲル監督 [写真]=山口剛生

 アジアツアーで来日中のアーセナルが25日、埼玉スタジアムに隣接する第4グラウンドで、U-18の選手たちで構成されるNIKE FCの選抜メンバーとのトレーニングセッションを行った。

 このセッションにはアルセーヌ・ヴェンゲル監督を始め、宮市亮、ジャック・ウィルシャー、アレックス・チェンバレンがゲスト参加。アーセナルの選手たちは、NIKE FCのトレーニングに交ざり、約20分間に渡って汗を流した。

 セッションの最後にはNIKE FCの選手たちからの質問時間が設けられ、ヴェンゲル監督は下記のように答えている。

―世界トップレベルで活躍するために必要な要素は?
「まずは良い技術。その持っている技術を賢く使うこと。それとモチベーションがないと良いプレーはできない。それでどこのポジションにいてもどこからボールが来てもしっかりとコントロールできるような技術を持っていること。なので、さっきまでの基礎練習をしているので、ボールを支配して扱えるようにすることが大事。1人でもたくさんの練習ができると思うし、外に出て色々な練習を考えて技術を上げることができると思う。今日やっていたヘディングの練習だけれど、右足で上げてヘディング、左足で上げてヘディングといった練習もできる。そういうことが普通にできるようになれば技術的な能力も上がっていく」

―世界トップレベル活躍するために、10代の今、やっておくべきことはなんですか?
「世界のどの選手も完璧ではない。まずは自分の良いところ悪いところを分析すること。まずは良いところを見付け、そして悪いところも見る。チームにとって危ないことであれば、それは良くないからね。今日初めてあったので、プレースタイルやいつも何に取り組んでいるかはわからないけど、良いところを伸ばすことも大事だし、自分に足りないところをカバーしていくことも必要。(質問者がGK)身長が足りないのであれば、スピードを身に付ける。それと試合を読む力が大切。身長は急には伸びないので、自分の足りないところをどうやってカバーするかが大事」

―プレミアで得点王を取ることが夢。世界のストライカーと比べて日本のストライカーの良いところ、悪いところを教えてください。
「その気持ちはすごく大切。世界のストライカーともやることは変わらず、そこまで大きな違いはない。日本人の良いところはまず技術。後は動き。それとチームへの取り組む姿勢が素晴らしい。速さというのは必要で、いろんなところにすぐに動けるような選手であってほしい。ただ賢さも必要で、例えば走り出すタイミング。体が大きくなくても相手のディフェンスに勝てるだろうし、あとはもちろんシュートのスキルも上げないといけない。いつでもどこにGKがいるのかに注意をしてほしい。それと少ないタッチ数でのフィニッシュ。ダイレクトやツータッチだね」

―チームで心掛けていること、方針はなんですか?
「まずは、チームは11人で戦うということ。あとはみんなで勝ちにいくことを考えている。それは誰もが思っていることで、そこに向けてどうやって取り組んでいくか。選手たちの動きとパスの精度がアーセナルの強みだと思うのでそこを使って勝ちにいくことを考えている」

―DFが背の高いFWに勝つための秘訣は何ですか?
「世界中の全員のDFが大きいわけではない。DFとして身長がない分頑張らないと行けないのは、ゲームの流れを読んで、相手のFWよりも先にボールをカットするとか、危ないところを先につぶしていくことが大事。小さいDFの特徴としてすごく動けてよく戦うというのはいいことだと思う。DFとしてまず考えるべきは、FWが何をしたいのかを考えること。相手の頭の中に入っていき、相手がやりたいことを阻止していくこと。あとは負けないこと」

「サッカーの中で一番大事なことはハッピーになることだ。」

 また、会見後の記者団からの質問には以下のようにコメントしている。

「非常に面白いエクササイズだったと思う。トレーニングの質も非常に興味深いものがありました。それと熱意を持ってプレーしていたのが良かった」

「日本の学生の選手たちは集中力もあるし、改善したいという意欲もあるし、日本のプレーヤーのサッカーの上達も早くなってきていると感じている」

SHARE

LATEST ARTICLE最新記事

RANKING今、読まれている記事

  • Daily

  • Weekly

  • Monthly

SOCCERKING VIDEO