2013.05.02

元フランス代表のジダン「一人で勝てるほどサッカーは簡単でない」

1998年のフランス・ワールドカップで、母国の初優勝に貢献したジダン [写真]=Getty Images

 元フランス代表MFのジネディーヌ・ジダン氏が、サッカー選手の成功と失敗の生まれる要因を語った。『ワールドサッカーキング』最新号(0516号/5月2日発売)のインタビュー内で明かしている。

 ジダン氏は、「自分が成功者かどうかはさておき」と前置きした上で、「プレーヤーとして成功を収めるためには、ベストのタイミングでベストの場所にいる、このチャンスをつかむ必要がある」とコメント。「たとえその選手がどんなに優れたプレーヤーだとしても、一人でチームを勝利に導けるほどサッカーは簡単なスポーツじゃない。一つの試合という意味では、一人の選手が《勝因に見える試合》は存在するかもしれないが。シーズンを通じてそういうことはあり得ない」というサッカーの性質に言及して、選手の成否に繋がる分水嶺を説いた。

「キャリアの選択がとても大事なのは、サッカーにはそういう側面があるからだ。若い選手の中には、どれだけうまくなるかよりも、どれだけ稼げるかを重視する選手もいるようだし、地道なステップを踏まずに楽をしたがる若手もいる。そういう選手は20歳そこそこで『自分は既にビッグクラブでやれる力がある』と思いこんでしまい、結果的にベンチが定位置という状態に陥ってしまう」

「そういった選手を何人も見てきたよ。その年代で一番大切なことは、実戦の場で少しでも多くプレーすることなのにね。たとえ所属がどれほどのビッグクラブであろうと、ベンチで時を過ごせば実力は落ちていくばかりだ」

 ジダン氏は、「僕は22歳の時にフランス代表でデビューし、24歳でトリノに渡り、29歳でマドリーと契約した」と振り返り、「通過すべきステップを省略しようと考えたことはない」と自身を具体例に、キャリア選択とともに、着実な成長の重要性を語った。

 ジダン氏は、2006年に現役引退するまで、代表ではワールドカップやユーロを制覇。クラブでもチャンピオンズリーグ優勝を経験して、タイトルを総なめにしてきた。

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